【仕事紹介】長年スポーツECに携わった僕が選んだ新たなステージ
こんにちは、ファナティクス・ジャパンの広報です。
前回の投稿より、意外とベンチャーなんだね!、なんて反応もいただきました。
母体が大きいが故に忘れられがちですが
実は日本法人設立は4年目、社員一人一人の行動が結果へ結びつくフェーズです。
今回からは、そんなファナティクス・ジャパンを支える社員を紹介していきたいと思います!
第一弾は、グッズ企画〜製造〜販売の「販売」部分を担う、
「EC事業部」の社員3名が登場。
この回で登場するのは、様々なスポーツチームのサイト運営を担当する(2021年7月入社の)岡崎です。
「アメリカで急速に成長を続ける外資系企業という印象でおそるおそる入社した」と語る岡崎ですが、実態は…?! 普段の取り組みについても聞いていきたいと思います。
では、さっそくインタビューに移っていきましょう。
EC事業部について
ーー岡崎さんの現在のお仕事の内容を教えてください
主に、「MLB公式オンラインショップ」や「早稲田スポーツ公式オンラインストア」といったECサイトのマネージメント。そして、ECチーム全体の業務フローチェックと改善や新たなパートナーチームとのECサイトの立ち上げに携わっています。
私が所属するECチームは20~30人の組織です。その中から、福岡ソフトバンクホークスや北海道日本ハムファイターズ、清水エスパルス、セレッソ大阪といったパートナーとなるスポーツチームごとに3~4人のチームが構成され、各ECサイトの運営など担当業務を担っています。
またファナティクスが運営するスポーツチームのECサイトは、プラットフォーム最適化の為、グループ全体で年間約150億円のテクノロジー投資を実施し、ファンの皆さんの〝使いやすさ〟を追求し続けています。
「全てはファンのために」
入社して感じたファナティクス・ジャパンの強み
ーー入社前もECを?
前職でもアメリカのスポーツグッズを扱う小売店でECを担当していました。ですので、現在の業態と大枠での違いはありません。仕事の根幹にあるのは、やはり「スポーツが好き」ということですかね。間もなく入社して1年となりますが、スキルと興味がマッチした職場であり、これまで培ってきた力を最大限に活かせ、さらに高めていける環境に身を置けているなと、日々の業務を通じて実感しています。
ーー入社して感じたファナティクス・ジャパンの強みは?
あらゆる点でのスピード感ですね。その中でも、グッズをファンに届けるまでの速さは段違いだなと感じています。小売店での経験もあったので、自社工場を活用した企画生産から販売までのリードタイムの短さには、とても驚かされました・・!
各チームのSNSなどでの情報発信でも、ファンが求めている情報をタイムリーに発信できていることが効果的なプロモーションにもつながっています。
このような取り組みに共通するのは、やはり「ホット・マーケット」への意識ですね。試合で活躍しお立ち台に上がった選手の記念Tシャツを毎試合後に販売するといった取り組みはその最たる例です。ECチ―ムとしてもスポーツファンとしてもイチオシのグッズですのでぜひチェックしてみてください。
入社6ヶ月で4サイトの立ち上げ、大谷選手MVPグッズの制作秘話も
ーー仕事で印象に残っているプロジェクトはありますか?
真っ先に思い浮かぶのは、「MLB公式オンラインショップ」の立ち上げですね。入社直後の現場だったので、いろいろと思い出深いプロジェクトです。入社してから2ヶ月後のローンチに至るまで困難なことも多くありましたが、無事にオープンし国内の多くのMLBファンにグッズを届けられるようになったときの達成感は唯一無二のものでした。
サイト開設の2カ月後には大谷翔平選手のMVP受賞というビッグニュースもありました。
MVP獲得は当日になってみないと分からず、ノミネート前の不確実な段階からMD(マーチャンダイジング)チームやSC(サプライチェーン)チーム、PRチームと連携してMVP記念商品の発売準備を行っていました。
当日も手に汗握りながら発表を待って、即時に記念グッズを発売、タイムリーなタイミングでファンに発信できたことで大きなムーブメントが生まれました。
今年は、セレッソ大阪や北海道日本ハムファイターズといったチームのECサイト立ち上げに関わり…
と、ざっと振り返ってきましたが、ここまで挙げた取り組みは入社後だいたい6カ月間での出来事ですね。
ーー6カ月!?確かにすごいスピード感ですね。
はい。仕事としてもスポーツを愛する者としても、非常に充実した日々を過ごしています。
ECサイトのローンチという点でも、巨大なファン(ユーザー)規模を持つサイトに短期間でこれだけの数携われるという経験は、そうそうないと思います。
サイトやグッズ販売を通じてさまざまなスポーツチームと関われるという点も、ファナティクス・ジャパンの大きな特徴ですね。
仕掛けるやりがい、ファンの熱狂ムーブメントを肌で感じさらなる渦へ
ーー仕事の魅力、やりがいを感じる瞬間は?
スポーツが生む熱狂に、限りなく近い距離で関われることです。
担当するチームが優勝したり選手が記録を達成するときは、大きなムーブメントが生じます。その熱狂の中心はチームや選手、あるいはファンですが、そこに近い場所にグッズを通じて身を置くことができる、そして企画し販売するグッズを通じてその渦をより強くすることができる。熱狂を肌身で感じて、その一部に携われるということがこの仕事の醍醐味ではないでしょうか。
また、ファナティクスはあらゆる人気スポーツチームをパートナーに持ち各チームのファンの規模も巨大です。サイトでの施策などアクション一つ一つに対する反応も大きく、こうした反響もやりがいにつながっています。
スポーツEC市場の拡大と開拓へ
ーー入社後のギャップはありましたか?
ECの企業という印象があったので、業務範囲の広さには多少のギャップはありました。グッズの企画製造や実店舗の運営、営業などあらゆるセクションのプロが集合体となりファナティクス・ジャパンを構成しているんだなと入社後の業務を通じて感じています。
また、急成長中の外資企業の印象がありおそるおそる入社したのですが、いざ組織の中に入ってみると皆さん非常に優しくフランクだったというのもうれしいギャップでしたね。
特に、入社後すぐの「MLB公式オンラインショップ」立ち上げ時はチームや他部署の方からもよく声をかけてもらい、気にしてもらいました。こうしたコミュニケーションが励みにもなり、入社直後の壁を乗り越えられたのかなと思います。
現在は、会社としてもチームとしても拡大路線にあり日々新しいメンバーが参画しています。アパレル業界やスポーツ業界、クラブチームなどそのキャリアもさまざまです。あらゆる領域から多様な知見を持つ人材が集まり組織として強くなっていく現状にとてもワクワクしながら仕事をしています。
ーー今後のECチームの展望を教えてください
日本でのECビジネスはまだ未発展の分野も多く試行錯誤を重ねながら業務にあたることも多いです。その中でスポーツECの市場の拡大と開拓を進めていくというのが展望であり野望ですね。ファナティクス・ジャパンの中でも、早稲田大学などプロ以外のスポーツMDの取り組みが活発化しており、新たな市場の開拓に向けた動きも進んでいます。
成長や拡大に向け痛みをともなうことも多々ありますが、そこを一つ一つ解決していくことでより強いチームを作り上げ、挑戦を続けていきたいです。