初の男性育休事例もインタビュー。設立6年目、ファナティクスの「育休事情」を聞いてみた!
こんにちは、ファナティクス広報です。
今回はいつもと一味変わった内容をお届け!
社員の「子育てと仕事」についてです。
設立から6年目の会社にはなりますが、実は、ファナティクスは小さな子どものパパ・ママや、これから出産や育児を迎える世代が多いのです。
実際に、産休を取得している社員や、育休から復帰した社員も現在活躍中です。
ということで、最近育休を取得して現在も子育てと仕事に励む二人の社員にお話しを伺いました!
会社や社員同士のサポートをはじめ、復帰した際の働き方などをざっくばらんに聞いてみました。
■目次
・実際に育休を取ってみての感想は?
・メンバーの協力体制、育休前後の変化
・ファナティクスは家族の時間を大切にする会社
・誰にとっても過ごしやすい環境作り
実際に育休を取ってみての感想は?
ーー社内で産休や育休を取得されている方は、どれくらいいらっしゃるのでしょうか?
村岡)設立から6年が経ちますが、これまでに5名の社員が取得しています。私も出産を機に取得して、現在は時短勤務で仕事に復帰しています。男性では今年の3月に宇平さんが初めて取得されました。
ーー村岡さんが育休を取得されたとき、育休から明けて仕事に復帰されたときはどのようなことを感じましたか?
村岡)まず大きかったのは、上司や同僚が子育てと仕事のバランスについて理解してくれていることでした。困っていることや悩んでいることをこまめに気にかけてくれるので、精神的にとても助かっています。
会社の制度としては、時短勤務やリモートワークができるので家庭とのバランスを取りやすいです。子どもの体調などによってはリモートに変更したり、かなり柔軟に働き方を変えることができています。
ーー宇平さんは男性では初めて育休を取得されたとのことですが、取得する際の周りの反応はどのような感じでしたか?
宇平)「おめでとう!いってらっしゃい!」と、すごく温かく送り出してもらいました。育休を取得する際は仕事の不安もありましたし、同じチームで働くメンバーも不安があったと思いますが、いざ育休に入るとメンバーの協力もあって、仕事に大きな支障が出ることはありませんでした。
家庭では日常の家事を厚くやりつつ、育児も妻と協力しながらこなしていました。育休中は必然的に子どもと顔を合わせる時間が長くなるので、父親としてとても大切な時間を過ごせたと思いましたし、純粋に楽しかったです。
期間は1ヶ月半だったため、仕事については特に問題もなくスムーズに復帰できました。ここでもチームのメンバーが「おかえり!」と迎えてくれたので、温かい気持ちで仕事に取り掛かることができましたね。
メンバーの協力体制、育休前後の変化
ーー育休に入る前はどのような準備をされたのでしょうか?
宇平)仕事の引継ぎについてメンバーとコミュニケーションを取った上で、思い切って部下に仕事を任せてみました。私の仕事はおもに四つで、「①経営戦略」「②社内IT基盤の統括」「③既存パートナーシップ事業の統括」「④新規パートナー交渉」があります。
このうち①~③については、元からメンバーと分担しながら仕事を進めていたり、育休取得の時期的にも繁忙というわけでもなかったので、私が抜けても特に問題はありませんが、「新規パートナー交渉」については私が直接担当する企業様がいらっしゃいます。この部分を部下に任せてみました。
正直に言うと心配なこともありましたが、チームのメンバーが何の支障もなくプロジェクトを進めてくれました。しっかりとやり遂げてくれたので、チームのみんなにとっても良いチャレンジになったんじゃないかと思います。
ーー育休を経て変わったことや、仕事に活きる部分などはありましたか?
村岡)育児をしていると予期せぬことがたくさん起こるので、下準備の大切さはもちろんですが、土壇場での臨機応変な対応は仕事にも結びつけられたらいいなと思います。また、育児だけではなく普段の家事なども同時にこなす必要があるので、優先順位をつけた物事の進め方みたいなことは活きるんじゃないかと思います。
宇平)マインド的にはかなり大らかな心の持ちようになった気がします。しょうがないことはしょうがないと、割り切りやすくなりましたね。
仕事だと同じミスを繰り返さないように対策するのはもちろんなのですが、例えば赤ちゃんがモノを汚したとき「次は汚さないでね」と注意しても伝わらないので(笑)。そのあたりの割り切りというか、心が揺さぶられにくくなった感覚はあります。
ファナティクスは家族の時間を大切にする会社
ーー社員は子育て世代が多いのでしょうか?
村岡)お子さんがいる社員は多いですね。中途採用がほとんどということもあって、面接でも家族がいる方が結構いらっしゃいます。なので、たまにオフィスにお子さんを連れてくる社員もいて、そのときはみんなが遊んだり面倒をみたりしていることも…(笑)。
川名さん(ファナティクス・ジャパン代表)もお子さんが小さいときは連れてきていましたね。当時川名さんはご家庭の中で「夕食担当」らしく、夕方の時間帯はあまり採用面接などを入れられず苦労したりもします(笑)。代表が家庭を大切にしながら働いている様子を見ていると、私たちがいざ子育てに向かうときにとても心強いというか、安心感があります。
ほかの社員も学校の授業参観に参加したり、休日は野球やサッカーなどの習い事に付き添っているとよく聞きます。みなさん子どもや家族との時間を大切にされている印象があります。
ーーパパ、ママ社員同士で話すことなどありますか?
宇平)私は一人目の子どもだったのですが、わからないこともたくさんあるので、子育てのお役立ち情報を先輩パパによく聞いたりします(笑)。家が近い先輩にはメルシーポットをもらいました。子育てについての雑談をしていたら「あげるよ」と言ってくれて、とても助かりました。
村岡)私も家が近いメンバーからチャイルドシートを譲ってもらいました(笑)。結構使うものだからありがたかったです。子育てについての情報交換や悩みを共有できる人が近くにいることも、働きやすさに繋がっているなと関しています。
誰にとっても過ごしやすい環境作り
ーー最後に一言お願いします!
宇平)私も実際に育休を取得しましたが、会社としても希望する人のサポートは積極的に行っていきたいです。例えば自分の部下が希望したときも、「好きなだけ取ってこい!」と後押しをしたいですね(笑)。
そのためにも子育てに関わる制度作りもそうですが、普段の働きやすさについても改善を重ねて、仕事とプライベートの時間をしっかり両立できるような環境を作っていきたいと思います。
村岡)労働人口が減って共働きの夫婦が増えていく中で、会社としても社員が仕事も子育ても生き生きとできるように、制度や仕組みを整えていきたいと思っています。
もちろん子育て世代だけではなく、独身の方や子育てから離れられた方も含めて、誰にとっても過ごしやすい環境を作っていきたいです。これから育休や産休を取る方もどんどん増えていくと思うので、しっかりサポートしていきたいと思います。
今後もnoteでは社内外の取り組みを紹介していきます。
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