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すべてはジャイアンツファンのために。世界初の革新的パートナーシップを解説!

2022年11月22日、Fanatics Japanは読売巨人軍・ナイキとのパートナーシップ契約の締結を発表しました。(リリースはこちら

Fanaticsは世界で900以上のスポーツ組織やクラブ・リーグと提携をしていますが、今回のパートナーシップは【世界初】の取り組みなんです!!

それを踏まえて今回のnoteでは、

・何が世界初なの?
・パートナーシップによって、ジャイアンツは何が変わるの?
・そもそもFanaticsってどんな会社?

…などのことを、具体例も交えてわかりやすく解説していきます。
Fanatics Japan戦略部の宇平に話を聞きました!

宇平はファナティクス・ジャパンスタート時より参画

〔プロフィール〕宇平圭吾 / Keigo Uhira:戦略部 ディレクター
幼少期をアメリカで過ごし、MLB・NBA・NFL・NHLの4大スポーツすべてにハマる。日本でもプロスポーツは大きな産業になるはず!との想いを持ち、2018年にコンサルティング業界からファナティクス・ジャパンの立ち上げタイミングで入社。今でも一人のファンとして、スポーツ観戦は日課となっている。

ジャイアンツファンの皆さまはもちろん、スポーツに興味がある方にはぜひ読んでいただければ嬉しいです!
また、感想などはぜひSNSでシェアいただければと思います!

パートナーシップで何が変わる?

――今回のパートナーシップにおいて、Fanaticsがどのような役割を担うのかを教えてください。

一言で言えば、私たちはグッズの企画・製造・販売を一気通貫して行います。
ジャイアンツさんが持つコンテンツや権利を活用して作ったグッズを、ファンの方々へお届けします。
また、ユニフォームをはじめとしたNikeブランドウェアの製造も、今後は私たちが引き受けることになります。

――Fanaticsが参画することで、球団やファンにはどのようなメリットがあるのでしょうか?

ジャイアンツさんがこれまで内製していた商品企画や販売を私たちが引き受けることで、グッズ以外の領域を含めて、よりブランド価値を高めることに集中していただけます。
そしてグッズにおいては、マーチャンダイジングのプロ集団である私たちが引き受けることで、今まで以上の高いレベルで、ファンの方々へサービスを提供することが可能になります。

ファンの方々にとっては、実店舗でもオンラインストアでも、より豊富なグッズをよりスムーズに購入できるようになります。
今後、東京ドーム内のグッズショップ(G-STORE)を増やす計画をしていますが、そうすることで混雑が緩和されて、店頭に並ぶ品揃えも増やすことも可能に。
ドームに来た方が「ちょっとショップに寄ってみようかな…」と自然に思うような、そんな機会の提供を目指しています。

また、欲しいグッズがすぐに手に入るということもポイントです。
例えば、野球に限らずスポーツには優勝や記録達成など、瞬間的に起きるおめでたいシーンがありますよね。
そんなときに私たちはすぐさま記念グッズを生産・販売できる体制を整えているので、熱い興奮そのままに、お買い物を楽しんでいただけるかと思います。

記念達成後、流山にある工場ですぐに製造に取り掛かる。写真は大谷選手のMVP記念時のもの。

参考URL:受賞直後より工場で生産を始め24時間以内にグッズ販売をするまで

世界初、スポーツ界でも革新的な取り組み

――今回のパートナーシップには「革新的」という言葉が付いていますが、どのあたりが革新的なのでしょうか?

大きなポイントは、オフィシャルサプライヤーであるNikeさんも含めたパートナーシップであるということです。
最初にもお伝えしましたが、今後はユニフォームなどのNikeブランドウェアの製造も私たちが引き受けることになります。

Nikeさんはスポーツブランドとして最高峰、世界中でたくさんの人が愛用していますよね。
私自身もすごくカッコいいと思っていますし、ヘビーユーザーでもあります(笑)。

そんなNikeさんですが、アスリートのパフォーマンスを発揮するための商材を開発して届けることに優れている一方、「ファンのためのグッズ」の企画や製造に特化しているわけではありません。

レプリカユニフォームを例に挙げると、ユニフォームを欲しがるファンの熱は選手やチームの活躍によって変わりやすく、記念イベントなどによっては突発的に欲しく瞬間も生まれます。
基本的にスポーツブランドは生産のリードタイムが長く、ファンの手元に届くまで時間がかかる上、選手の背番号変更や引退などの関係で在庫管理も大変です。

その製造や管理を、ファンのためのグッズを作ることが専業の私たちが引き受けることで、ファンの突発的なニーズにもすぐに対応できるようになります。
先ほどお話ししたような、欲しいグッズがすぐ手に入る状態をつくることができます。

アメリカのメジャーリーグでは、2020年に同様のパートナーシップ(MLB・Nike・Fanatics)が行われましたが、アメリカ以外でこの座組を行うのは日本が初、さらに一球団でこのビジネスモデルが採用されるのは世界初の取り組みです。

ファナティクス本部があるアメリカでは、既にMLB・Nike・Fanaticsのビジネスモデルに取り組んでおり好調

すべてはファンのために

――パートナーシップ締結にあたっての率直な感想を教えてください。

80年以上日本のプロ野球を支えてきて、とても輝かしい歴史を持ち、今でも随一の人気を誇るジャイアンツさんとパートナーシップを結ぶことができて、素直に嬉しい気持ちでいっぱいです。

2017年にFanatics Japanの立ち上げの準備をしていたころは、今回のような包括的なパートナーシップ、ECと店舗の運営、商品の開発や製造までもまとめて行う提携は、日本にはまだ無かったんです。
当時は代表の川名と「いつかはジャイアンツさんのような球団と契約したいね」と、夢物語のように語っていました(笑)。

あれから5年を経て、こうして夢が現実になったことが個人的にはとても感慨深いですね。

――Fanaticsは会社として「すべてはファンのために」をキーワードとして掲げていますが、なぜファンにこだわるのでしょうか?

Fanatics創業者のマイケル・ルービンの想いが、企業文化として浸透しているように感じます。
彼はアメリカのフィラデルフィア出身なのですが、そこはアメリカの4大スポーツのチームがある数少ない都市で、スポーツに熱い街でもあります。

彼自身フィラデルフィアのスポーツチームのファンですし、応援しているチームとの結びつきをより強くしたい、そしてそれをたくさんの人に感じてほしい。
そんな想いが表れているように思えます。

――宇平さんご自身としてはいかがでしょうか?

私も昔からスポーツは好きで、アメリカンフットボール(NFL)のボルティモア・レイブンズというチームのファンでした。
野球観戦も好きで、それこそ東京ドームにも何度も足を運びましたし、テレビではジャイアンツの試合をよく観ていました(笑)。

色々なスポーツに触れて、実際にファンとして試合を観ることを通じて、好きなチームに対してプライドを持って応援することの楽しさを、小さい頃から感じてきました。
その楽しさや幸福をもっとたくさんの人に味わってもらいたいですし、既にスポーツファンである人の熱量もさらに高めていきたいなと思っています。

野球を始め、スポーツ観戦は日課。写真は代表川名とエンゼルス観戦時のもの。

例えば、アメリカでは街を歩けば好きなスポーツチームの服や小物を身に着けている人をあちこちで見かけます。
ほかにも車のナンバープレートをチーム仕様に装飾したり、ありとあらゆる場所にスポーツが感じられます。

日本でもそんな雰囲気を、非日常の世界にあるスポーツを、グッズのチカラで日常的なものにしていければいいなと、個人的には思っています。


ジャイアンツファンの方々へ

――最後に、ジャイアンツファンの方へメッセージをお願いします。

私たちはプロスポーツのグッズを企画・製造・販売するプロ集団として、これまでジャイアンツさんが積み重ねてきたものに加えて、一段と進化した商品企画や購買体験を提供する覚悟を持っています。

新しいことにどんどんチャレンジしていく会社でもあるので、至らない点もあるかもしれませんが、グッズを通じて皆さんに喜んでいただけるように頑張っていきます。

ジャイアンツファン、そしてこれからジャイアンツファンになる人のために全力を尽くします!
ぜひグッズを楽しみにしていてください!


次回のnoteでは、社内の取り組みについて紹介していきます。
次の記事もお楽しみに!

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