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就寝時の歯ぎしり対策にスタビライゼーションスプリントを検討

 最近は歯科医系YouTuberにはまっており、歯の詰め物の素材についての動画を見ていた。
 詰め物の素材は、金属アレルギーでもない限り銀歯が最強なのだが、銀歯はやればやるだけ歯医者が赤字になってしまう。そのため、あまり丁寧に治療してもらえず、結果として虫歯が再発してしまうことがあるようだ。
 また、自費診療では部位によってジルコニアか金歯が推奨されるらしい。


 それは今回は関係なく、本題はその関連動画で知ったスタビライゼーションスプリントというマウスピースである。
 スプリントはマウスピースのことで、スタビライゼーションは全歯列接触型を意味する。

 ネットで見つけた論文にはこう書いてある。

左右均等な接触が得られ,咬頭干渉や早期接触を除去することで咀嚼筋の緊張を緩和し,関節へ過度な負担を減らして,関節を安定した状態に保ち,治癒の機会を与える.装着部位は,上顎,下顎または上下顎に使用される.

https://www.nichigi.or.jp/site_data/nichigi/files/2019tamitsu.pdf


 いわゆる通常のナイトガードは、(上顎に装着する場合)下側は歯の形に合わせて形成されているのに対して、スタビライゼーションスプリントは、下の歯が当たる面はツルツルになっており、下の歯とスプリントが滑るために噛みしめることができず、顎関節の負担を減らせる効果があるということらしい。
 ナイトガードが歯ぎしりによる歯の摩耗からの保護を目的とするものであるなら、スタビライゼーションスプリントは顎関節症の緩和を狙って使用するようだ。

 顎関節症であれば保険が適用され、5,000~10,000円だが、自費診療だと私が調べた限りは相場が55,000円、安いところでも33,000円がかかる。
 どこの歯科医院でもやっているわけではないようなので、やっている歯科医院を調べて、そこで相談してみるのがいいのだろう。

 私は顎関節症かどうかは怪しいのだが、ナイトガードを使っていても肩こりがあるし、エラ部分が張って痛いときがあるので、この症状が楽になるのであれば作ってみる価値があるかもしれない。
 自費診療になると思うが、一度作ってくれそうな歯医者でカウンセリングを受けてみようと考えている。


 スタビライゼーションスプリントをやっていそうな歯科医院

 参考にした動画



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