スコッチグレインのふるさと納税に引換券が追加
少し前にスコッチグレインのふるさと納税返礼品に「ご利用引換券」が追加された。要は商品券とか割引券みたいなものだ。
数年前からスコッチグレインの靴自体は墨田区ふるさと納税の返礼品として存在している。
しかし必要な寄付金額が、最も高級なラインのインペリアル・プレスティージで220,000円、プレステージラインのオデッサで150,000円、最も安いシャインオアレインでも113,000円となる。
簡単なシミュレーションをすると、寄付上限(自己負担額が2,000円となる寄付金額)がシャインオアレインの113,000円にするには、単身でおよそ700万円以上の年収が必要になる。
私のような庶民にとっては、スコッチグレインのふるさと納税には収入が全く足りず、113,000円寄付するくらいなら、普通に買った方が安くなってしまう。
自治体によってはポイント制といって、2年もしくは3年分の寄付上限を合算して返礼品を選ぶことができる制度を採用している。しかし、残念ながら墨田区はポイント制がないので、1年の寄付上限額で決まってしまう。
そのため、低収入である私はスコッチグレインのふるさと納税にあまり興味が無かったのだが、先日追加された「ご利用引換券」はそんな私にも使える返礼品となる。
(「ご利用引換券」だと分かりにくいので、今後は「割引券」と表現したい)
この割引券は金額によって以下の3種類がある。
・寄付金額: 18,000円、引換券: 5,000円 (27.7%)
・寄付金額: 51,000円、引換券:15,000円 (29.4%)
・寄付金額:100,000円、引換券:30,000円 (30.0%)
この割引券の良いところは、確実に割引が得られることである。
113,000円も寄付できない人でも、18,000円の寄付で確実に5,000円の割引が利用できるのだ。
さらに割引券の良いところは、有効期限が発送時から1年間あるということである。つまり2年分の寄付上限を使って割引を効かせられるのだ。
私でも頑張れば1年で51,000円の寄付ができると思うので、15,000円の引換券が手に入る。それを2年分貯めると30,000円の割引券になる。
これを私が欲しいと思っているオデッサ(税込46,200円)が、10%オフセールの時期に使うと、11,580円の自己負担額で購入できる。(46,200円 * 0.9 - 30,000円 = 11,580円)
個人のふるさと納税の使い方にもよると思うが、スコッチグレインの靴を買う予定がある人は、18,000円でも寄付をすると確実に5,000円安く買えるので、十分選択肢に入るのではないだろうか。
私は他に狙っている返礼品があるので、当面スコッチグレインに寄付することは無いが、数年後に欲しい返礼品が無くなったら、選択肢としてアリだと思っている。