2015年にフィレンツェで買った手袋
2015年2月、大学を卒業する年に1人卒業旅行と称してイタリアに行った。
ヴェネツィアから入り、フィレンツェに寄ってからローマに行くという2週間くらいの旅行だった。
私は海外旅行の時は地球の歩き方を見てスケジュールを組むのだが、フィレンツェのページに革手袋の店が載っていた。フィレンツェは革の加工業者が多く、革製品が有名ということは知っており、せっかくなので1双買おうと思って訪問した。
店名はルチアーノ(Luciano)というところで、夫婦で経営している店だった。日本語で紹介しているウェブページもあり、日本人向けに結構PRしている店のようだった。
手袋の種類は豊富で、手のサイズを測ってもらって、あとは手首からどの長さまでの手袋が欲しいかで探していく感じだった。
そこで選んだものが写真のものになる。うろ覚えだが、価格は確か40ユーロくらいだったので、当時のレートで5,500円くらいだろうか。
残念ながら当時はペッカリーだとかカシミヤだとか、革や裏地の素材の違いを知らなかったので、裏地がシルクの無難な黒色を選んでしまった。革が伸びることも考慮していなかったため、今ではサイズも一回り大きくなってしまった。
今買うとしたら革は同じカーフで、裏地はカシミヤ、色はダークネイビーのようなものが欲しい。サイズもきつめで選んで、革が伸びたときにジャストフィットするようにしたい。
高価な買い物ではなかったのだが、思い返してみると後悔の多い買い物だったと思う。
コロナの影響で店がどうなっているか分からなかったが、また海外旅行に行けるようになれば、イタリアはもう一度行きたい国だし、ルチアーノにも行って手袋選びにもう一度チャレンジしてみたい。
余談だが、最近サイゼリヤに追加された「イタリア風もつ煮込み」はフィレンツェ料理で、現地で何度か食べたが、味の再現度は高いと思う。