ブレスレットで選ぶ腕時計
ブレスレットの素材・ギミックで腕時計を選ぶとしたらどれになるだろうか、という観点から複数挙げていきたい。
なお、全て持っていないモデルなので、使用感には想像が多分に含まれている。
とりあえずロレックス
まず有名なのはロレックスだろう。外装にはオイスタースチールと呼ばれているステンレス素材904Lを使っており、一般的な316Lと比較して硬く、錆・腐食に対する耐久性が高いため劣化しにくい。その反面、硬いために加工が難しい。他のメーカーでも一部モデルに904Lを使用しているところもあるが、全てのモデルに量産できているのはロレックスだけと言える。
また、スポーツモデルのクラスプは不意の脱落を防ぐために、セーフティキャッチ付きで二重ロックとなるオイスターロックが搭載されている。他のメーカーでも実装しているモデルがあるが、ロレックスが最も堅牢そうなフォルムをしており、格好良いと思う。
ショパール アルパインイーグル
特殊な金属を使用しているのはショパールのアルパインイーグルも同じだ。こちらはショパール新たに開発した「ルーセントスティールA223」というステンレスを使っており、一般的なステンレスよりも硬くて傷が付きにくく、美しく、アレルギーを起こしにくいという特徴がある。この時計のために開発されたというのはロマンがある。
チューダー ペラゴス
ギミックが実用的で面白いのはチューダーのぺラゴスだろう。素材自体はチタンで軽く、大きさの割には軽い。そんなブレスレットのクラスプ部分には、特許を取得しているスプリングメカニズムが仕込まれており、バネによってブレスレットの長さが自動で調整される。元々は水圧が変化するダイビング向けの機能ではあるが、朝ジャストのサイズに合わせていて、夕方腕がむくんだ時に自動で広がってくれるのは便利かと思う。もちろん普通のエクステンション機能もあるので、それで長さを調整することもできる。
また、特殊な素材やギミックを持っているわけではないが、外見だけで2つモデルを挙げておきたい。
オーデマピゲ ロイヤルオーク
1つはオーデマピゲのロイヤルオークで、他の人が付けているとブレスレットだけでそのモデルだと分かる。本当にサテン仕上げなのかと思うくらい輝いている。人気モデルなので、説明する必要はないだろう。
ブランパン フィフティファゾムス バチスカーフ
あとは個人的にブランパン フィフティファゾムスのバチスカーフのブレスレットタイプを挙げたい。直線的で他では見たことがないデザインをしている。(動画の方が分かりやすいと思うので、YouTube動画参照)
まとめのようなもの
こうして考えてみると、私はキラキラしたブレスレットか、ゴツゴツした堅牢なデザインが好きなのだと気付かされた。
腕時計本体とブレスレットが自由な組み合わせで選べるようになればいいと思うが、そうなったとしても重さのバランスが合うとは限らないので、難しいところか。
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