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株主優待で選ぶ新NISAで買いたい株

 今年から新NISAが始まっている。

 つみたて投資枠と成長投資枠があるが、両方ともにインデックス投資で埋めるのが基本だろう。

 ただ、ある程度は個別の日本株を持っておくのも悪くないとは思う。
 しかし、個別の株が上がるか下がるかは私には分からないので、個人的には買うなら株主優待目当てになると思っている。

 ということで、株主優待目当てで買いたい株を並べてみたい。
 株価は変動するので明確には書いていない。現時点のおおよその金額は書いているものもあるが、貼っているヤフーファイナンスのリンクを都度確認してほしい。


① 百貨店

三越伊勢丹                       :100株 上限30万円
高島屋                              :100株 上限30万円
Jフロント (大丸・松坂屋):100株 上限50万円
松屋                                  :100株 上限なし

 首都圏に店舗があり、10%割引が株主優待となる百貨店を挙げた。
 個人的には三越伊勢丹を100株持っていれば、何か買う際にもある程度対応できそうだと予想している。

 保有株数による利用可能額は銘柄によって異なる。
 三越伊勢丹と高島屋は100株で30万円が上限となるが、松屋は100株でも上限がないので、大きな額の買い物が事前に分かっている場合はいいかもしれない。


② ドラッグストア

マツキヨココカラ&カンパニー:100株 2,000円分
ウエルシア                                 :100株 3,000円分

 ドラッグストアの優待は店舗で使える商品券が多い。

 ウエルシアは商品券を米・カタログギフト・Tポイントに交換できるため、近くに店舗が無くても無駄になりにくいだろう。
 ただ、上記2銘柄は現時点では100株で25万円程度だとなり、それで2,000~3,000円の優待なので、優待利回りとしてはそんなに高くない

 なお、私がよく行くというだけでマツココとウエルシアを挙げたが、他にも色々ある。


 ちなみに日本の商社株の次はドラッグストア株らしい。
 私はこの記事が出る前にウエルシアを買ったので、あまり期待していないが、これから上がるかもしれない。


③ 飲食店

くら寿司                    :100株 2,500円分
トリドール(丸亀製麺):100株 3,000円分
サイゼリヤ                 :100株 2,000円分
大戸屋                        :100株 4,000円分

 株主優待といえば、ファミレスなどの飲食店が王道のイメージがある。

 飲食店は特に種類が多いので独断と偏見で選んでいるが、どれもここ1年で株価がかなり上がっている。
 100株の取得金額が35-50万円となると、これらも優待の利回りとしてはお得ではなくなっている


④ 家電量販店

ビックカメラ:100株 2,000円分(2月末) + 1,000円分(8月末)
上新電機       :100株 2,200円分(3月末) + 5,000円分(9月末)

 私がヨドバシカメラとビックカメラしか使わず、ヨドバシは上場していないので、買うならビックカメラになる。

 ジョーシンは1株(約25,000円)でも5,000円分の優待が得られるが、2,000円の買い物に200円分しか使えず、実質10%引きにしかならない。大きな買い物をするときにはいいかもしれない。


⑤ その他

タカラトミー :100株 トミカ2台 + 通販での割引 10%~
NTT                :100株 2年以上  dポイント 1,500円分~
アスクル         :100株 LOHACO 2,000円分
ほぼ日             :100株 ほぼ日手帳など4種類から選択
良品計画(無印):100株 5%割引カード

 タカラトミーは100株でトミカ2台通販サイトでの割引が得られる。
 通販サイト割引は、1年以上保有で30%割引になり、ネット上では子育て世代が活用しているのをよく聞く。
 なお、2024年からリカちゃん人形が貰える株数が2,000株から1,000株に下がった。

 NTT100株でも2年以上保有していればdポイントが1,500円分得られる。3年目以降の優待利回りが高い。
 長期保有が前提だが、株式分割で現在は17,000円程度と、手軽に買えるようになった。

 アスクルLOHACOで使える2,000円分の割引クーポンが優待となる。
 我が家はLOHACOをたまに使うので、持っててもいいかと思っている。

 ほぼ日は4種類から1つを選ぶカタログギフトが優待となる。
 去年は、ほぼ日手帳やさしいタオル化粧水真空断熱ボトルが選択肢だったようだ。
 毎年ほぼ日手帳が貰えると考えればいいかもしれないが、種類は選べないので、手帳にこだわりがある人には向いていないかもしれない。

 良品計画の優待は無印の店舗で使える5%割引カードとなる。
 無印の製品はアマゾンやLOHACOでも買えるが、たまに店舗でも買うので、持っていれば意外と使う機会はありそうだ。


おわりに

 なお、このようなタイトルにはしたが、優待目当てで長期保有が前提であれば、NISA口座で買う必要はなく、特定口座で購入しても問題ないと思われる。私は特定口座で買い集めていく予定だ。

 優待目当てとは言っても、取得金額も重要なので、各銘柄の株価の動きを監視しつつ、ある程度下がったら買うような運用で行こうと思っている。

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