コットンリネンのワイシャツについて
今年から夏はリネンの服を着て、暑さを和らげたい。
ということで、休みの日には無印のリネンシャツとリネンパンツを着ることにした。
まだ気候としてはそこまで暑くないが、リネンの特徴である通気性が感じられる。速乾性については、夏本番になってから実感できるものと期待している。
アイロンをかけていないのでシワができてしまうが、休みの日に着ているので、特に気にしていない。
ワイシャツにリネンを取り入れる
では、仕事の日にもリネンを取り入れたいが、どうすればいいだろうか。
私は基本的にスーツで、夏はジャケットとネクタイをしないスタイルになる。つまり、ワイシャツとスラックスしか検討する余地がない。
スラックスは去年買ったウール素材のものがあるので、今回は考えないことにする。余談だが、カノニコのスーパーソニック生地はウールにしては伸縮性があって、夏でもある程度は快適に過ごせる。
ということで、残ったワイシャツにリネンを取り入れることを考えてみたい。
リネン100%
リネン100%はカジュアルすぎる
無印のリネンシャツのようなリネン100%のワイシャツを私が仕事で使えるかというと、素材の段階で難しい。
襟型やウエストの絞りがどうこう以前に、リネン100%では見た目がカジュアルすぎるし、アイロンをかけたとしても、着ているうちにシワができてしまう。
カジュアルスタイルと割り切るのであれば問題ないが、私の職場ではそうもいかないのが実情だ。
職場環境が許せばいいかもしれないが、ビジネスで使えそうなリネン100%シャツは値段が高い
もしも、リネン100%でも問題ないという環境であれば、選んでみるのもいいだろう。
ただ、この鎌倉シャツのラインナップを見てもらえれば分かるように、リネン100%だと、襟がスプレッドやカッタウェイだったり、ウエストが絞られていないカジュアルなシャツが多い。
ビジネスで使えるスタイルのリネンシャツも販売されてはいるが、価格は1万円を優に超えるものが多い。
ただ、実物が見れないので判断しかねるのだが、アルコディオというブランドは8,800円で、ある程度きっちりしたスタイルのシャツが買えるように見える。
コットンリネン
コットンリネンは良いとこ取り
リネン100%が駄目なら、次に選択肢に上がってくるのはコットンリネンだろう。私がビジネスで使うなら、このコットンリネンが限界である。
コットンとの割合は生地によって違うが、リネン100%でないためカジュアルになりにくいし、シワにもなりにくい。その代わり、リネンの通気性も損なわれるという特徴を持つ。
高級なThomas Masonのコットンリネン生地では、リネンの割合が33%なので、そのあたりが基準になるだろうか。
コットンリネンは選択肢が少ない
ただし、コットンリネンのワイシャツも選択肢が少ない。以下に私が見つけたものを並べていく。
コットンリネン① 鎌倉シャツ
鎌倉シャツに6,490円で、ある程度かっちりしたボタンダウンのシャツがあるが、色が微妙なものしかない。
コットン45%・リネン55%で、『縦糸にコットン、横糸にリネンを使用することで細かいシワができにくくなります。コットンは細い60番手単糸を使用し、ビジネス使いできるドレス感をキープ。』とあるので、色さえよければ検討したいのだが。
コットンリネン② ユニバーサルランゲージ
私がいつもスーツを買っているユニバーサルランゲージ(スーツカンパニー)に、コットン70%・リネン30%のシャツがあるが、襟がペラペラなのと、ウエストが絞られておらず、スーツスタイルには不向きである。
それでいて定価9,790円もするので選ぶのは厳しい。(現在は30%割引されて6,853円)
また、同じくスーツカンパニーに6,490円で、コットンリネンのドレスシャツがある。
カラーキーパーが付けられるようなシャツなので、きっちりして見えるが、リネンが14%しか入っていないので、そこまでリネンのメリットがあるのか微妙である。
コットンリネン③ CHOYA
山喜のブランドであるCHOYAにもコットンリネンのシャツがある。
定価は9,900円だが、楽天やYahooショッピングのポイント還元を考えると、実質8,500-9,000円くらいで買えそうだ。
液体アンモニア加工で繊維を柔らかくしていたり、貝ボタンを使っているなど、値段に見合ったこだわりが見えるが、リネンの割合は20%と、これまた意味があるのかどうか判断しかねる生地になっている。
また、柄はストライプしかなく、実際の色を見てから決めたいが、実際に見れる店舗は多くはないそうだ。
パターンオーダー
パターンオーダーが確実だが、値段が高い
色々調べたが、既製品でビジネスに使えるリネンシャツはあまりないので、パターンオーダーするのが手っ取り早いように思える。
鎌倉シャツや麻布テーラーのようなシャツのパターンオーダーを受け付けているところで調べてみたところ、リネンやコットンリネンの生地だと極端に安いものはなく、だいたい1着で16,500円から19,800円が価格のイメージだ。
ユニバーサルランゲージのパターンオーダーなら安め
別に青山商事の回し者でもなんでもないのだが、ユニバーサルランゲージ(スーツカンパニー)なら、リネンやコットンリネンのパターンオーダーシャツでも安く作れそうだった。
Thomas Masonの高級なコットンリネン生地で、1着だと19,800円と普通に高いが、まとめて買うと安くなり、5着で77,000円と聞いた。
もしこれに20%割引の株主優待券が使えるのであれば、合計は61,600円となり、1着あたり12,320円となる。
ボタンのオプションなどで1着あたり500-1,000円追加したとしても、生地がThomas Masonだと考えれば、結構安いのではないだろうか。
結局何がいいのか
コットンリネンのシャツが良いのは分かったが、結局何を買えばいいのだろうか。
お金があればパターンオーダー
金に余裕があるならパターンオーダーが確実だし、手っ取り早いだろう。
ユニバーサルランゲージで株主優待を使えば、7万円以下で1週間分の5着を揃えられる。
お金が無いのでリネン14%で我慢
最近の私は金を使いすぎなので、ユニバーサルランゲージのリネン14%のシャツで妥協するという案もある。
1着6,490円なので、株主優待を使って5着買うと、合計25,960円となる。
ドレスシャツとあるように、ウエストが絞られていて、カラーキーパー付きで襟の作りもしっかりしているので、スタイルとしては問題ない。
問題は、リネン14%の意味があるのかが疑問なところだ。
リネンを諦めて、コットン100%の夏用ノンアイロンマックス
ここまでの流れを否定することになるが、私がいつも使っているコットン100%のノンアイロンマックスに夏用のモデルがあり、これを買うという選択肢もある。
通常のノンアイロンマックスと夏用の違いは、繊維の密度による通気性のようだ。
これ以上コットンリネンのことを考えるのも、アイロンをかけるのもめんどくさいので、もうこれを買ってしまおうかと思っている。
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