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革靴とか革製品とかについて

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作者は革靴はビジネス用にスコッチグレイン、休みの日用にトリッカーズのバートンを持っている スニーカーはホカオネオネのクリフトン8を使用
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記事一覧

スコッチグレインの全敷きは工場で圧着してもらえる

 スコッチグレインの靴は直営店に持って行けば、中敷きを貼ってサイズ調整をしてくれる。  価格は確か税込1,760円で、私の体感ではハーフサイズくらいは小さくなるような感じがする。  履き込んで緩くなった時に、サイズ調整手段の1つとして選択肢に上がってくるだろう。 直営店でやってもらうか、工場でやってもらうか  ただ、直営店で中敷きを貼り付けてもらうと、接着剤で貼るだけなので、どうしても接着力が弱い。  その状態で履いていると、だんだんと中敷きが前方向にずれてきてしまうと

災害に備えて踏み抜き防止インソールを買った

 防災用に踏み抜き防止インソールを購入した。  地震が起きて地面に物が散乱した時、靴を履かないと足の裏を怪我してしまう可能性がある。  ただし、通常の靴では釘のような突起物を踏み抜いてしまう可能性があるので、何らかの対策をした方がいい。  そこで本来は安全靴を用意するのが良いのだろうが、非常時のために靴を買うのはやりすぎだと思うので、手軽に踏み抜き防止インソールだけ買って済ませることにした。  踏み抜きインソールにも色々あり、大体のものは金属板が中に敷かれているものだが

mincaのハーネスレザーのベルトを買った

 mincaのハーネスレザーベルトを買った。(トップ画像は以下URL先から使用)  mincaは栃木市のふるさと納税で知ってから結構買っている革製品ブランドだ。関連記事はこのマガジンに入っている。 購入動機  以前スコッチグレインでペリンガーの革のベルトを買ったが、このベルトが使えなくなったわけではなく、2本のベルトを交互に使うことで、寿命を伸ばすことが目的である。  特に夏は湿度が高く、汗も付いてしまうので、毎日同じベルトを使い続けるのは良くなさそうな気がしていた。

スコッチグレインでオデッサⅢを買った

 スコッチグレインで12/24まで20%オフセールということもあり、念願のオデッサⅢを購入した。  今まではシャインオアレインⅣとベルオムしか持っていなかったので、定価4万円以上で海外タンナーの革を使ったスコッチグレインは初めてである。  価格は税込定価が46,200円なので、セールで36,960円となる。 以前はさらにポイントが10%付いていたが、今はポイント対象外となっている。12月は誕生日月で、セールでなくても15%のポイントが付くことを考えると実質5%しか変わらな

雪用の靴としてダナーのグレイシアがいいかも

 雪の日でも履けるちょっといい靴をずっと探していたのだが、ダナーから今年発売されたグレイシアというブーツが良さそうである。  ちなみに、いつも参考にさせてもらっているこまつ氏のブログで知った。  ダナーはアメリカのブーツメーカーで、ダナーライトとかダナーフィールドが有名だろう。この無骨なデザインが個人的には好みである。  このグレイシアのソールにはビブラムのアークティックグリップ オールテレインが採用されている。  このソールの一部には-20℃まで硬化しないラバーが使わ

コバインキは必要なのか

 革靴を履いていくと、コバの部分が削れて色が薄くなってしまう。  これを補色すると靴全体が締まって見えるので、メンテナンスの時に色を入れ直すのがいいだろう。  私は今まで靴クリームやワックスで代用していたが、今回コバ専用のコバインキを買ってみた。  コバインキは各社から発売されており、瓶にスポンジが浸されているタイプが一般的な気がするが、サフィールのペンタイプのものが便利なように思ったので、これを選んだ。  このコバインキを使ってみた感想としては、綺麗に色が入る反面、手が

最近読んだ雑誌(スコッチグレインとコーヒーについて)

 最近本が読めていない。  paypayのセールなどで本や雑誌が安く買える時に買うだけ買ってはいるのだが、あまり読む気がしない。  そんな中でこの前雑誌を2冊ほど読んだので紹介したい。 ① スコッチグレイン完全読本  スコッチグレインについてかなり詳しく書かれてある雑誌である。  レギュラーモデルが全て載っていて、解像度の高い写真でじっくり見れるので、検討の役にも立つだろう。私も今までノーマークだったインペリアルブラックの色が深い黒さで気になってしまった。  また、

セーム革で革靴を磨くと結構光沢が出る

 かなり前に書いた下書きが見つかったので、ここで放出する。  セーム革という革がある。  鹿の革をなめしたもので、物を傷付けずに拭くことができる。  特に天然のセーム革は特に皮脂を吸収してくれるため、貴金属の手入れによく使用されている。  人工のセーム革は、車を拭くのに使ったりするようだ。  私はセーム革を腕時計と眼鏡を拭くのに使っていたので、知っていたし持っていたのだが、最近革靴をセーム革で磨くと良いという話を聞いた。  セーム革は繊維が細かく、柔らかいため光沢が出る

タンパッドで革靴のサイズを調整

 革靴のサイズが大きい場合、インソールで底を上げて調整する方法もあるが、タンパッドで甲を抑えるという方法もある。  むしろインソールでの調整は踵の高さが変わってしまうので、フィット感が失われる可能性が高い。  他方でタンパッドは踵が浮かないので、サイズ調整としてはタンパッドの方が適しているらしい。  私の場合、スコッチグレインは純正のインソールがあるので、店舗でインソールを入れてもらうことにしているが、それ以外の靴はタンパッドで調整することにした。  色々調べたところ、

ペリンガーのベルトをスコッチグレインで買った

 墨田区でpaypay30%還元のキャンペーンをやっているので、スカイツリー下のソラマチにあるスコッチグレインに行った。  お目当てはペリンガーというタンナーの革を使っているベルトだ。  店舗でしか売られておらず、前々から欲しいと思っていたのだが、買い換えるタイミングを失って3年くらい経ってしまっていた。  価格は税込13,200円で、paypayは30%還元だが決済1回あたりの上限である3,000円までしか還元されない。  とは言っても3,000円還元と、いずれ革靴の修

オーダースーツ・オーダーシャツ・オーダー革靴が返礼品のふるさと納税

 今年のふるさと納税期限が迫っているが、特に欲しいものが無くなってしまった。  スコッチグレインの金券でも貰おうかと思ったのだが、有効期間が1年しかなく、すぐに欲しい靴もない。  そこで他にオーダースーツ・オーダーシャツ・オーダー革靴で使えるふるさと納税返礼品について調べてみた。 ① スコッチグレイン  まずは目を付けていた革靴のスコッチグレインである。  靴そのものを返礼品にしようとすると12万円以上が必要になるが、金券なら18,000円から貰える。靴以外にも使えそう

スコッチグレイン Dウィズの革靴「アリュール」

 スマホにスコッチグレインのアプリから通知があり、新作が発売されることを知った。  1つがスエードの新作で、もう1つがアリュールというスコッチグレイン初のDウィズの靴であった。  アリュール(allure)はフランス語で「歩き方」を意味するらしい。 モデルは2種類  モデルはストレートチップとパンチドキャップトゥの2種類が用意されている。  (公式サイトの写真のソールの仕上げが汚いように見えるが、差し替えた方がいいのではないだろうか) アッパーには熟成革  アッパー

新入社員が買うべき革靴1選

 先週から引き続き、革靴の話を書こうと思う。  スーツを着るような会社に新卒で入る人も、最初は適当な革靴を履いていると思う。  そこからある程度の金が貯まって、革靴を買うなら何が良いだろうか。 何も考えずにシャインオアレインで良いと思う  私は過去の記事でも何度も書いている通り、スコッチグレインのシャインオアレインだと思っている。その理由について述べていきたい。  ちなみに、EウィズのシャインオアレインⅣと、3EウィズのシャインオアレインⅢがあるので、個人の足に合う方

スコッチグレインのシャインオアレインが値上げ(2022年9月から)

スコッチグレインが値上げ  ついにスコッチグレインも2022/9/1から値上げを行うようだ。  この世界情勢で色々な物の値段が上がっており、革靴も例外ではないのだろう。既にリーガルなど他メーカーは既に価格改定を行っている。  特に輸入している海外タンナーの革や、他の資材にかかるコストが円安の影響で増加していることが主な原因と推測している。 対象はなぜかシャインオアレインのみ  おそらく全製品10%程度の値上げになるんだろうな、と思っていた。  しかし、現時点での情報で