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猫マタ折り返し日記36 臥龍山荘②

ども、猫マタこと猫にマタタビです。


このnoteでは、Twitter婚をした私達夫婦の日常や、私の病気のことを記録しているものです。

前回に引き続き愛媛県へドライブに行った時の話を書いて行こうと思います。


内子町を後にして目的地の臥龍山荘へ向かいます。

私は、のんびりとゆっくり色々と見たいタイプです。
夫はマルチタスクで情報を見て読んでパッパッと処理できます。

どこに行っても

「妻〜、早く!早く!」

「妻〜、キョロキョロしないで!」

「妻〜、次行きますよ。ちゃんとついてきてください。」

臥龍山院入口は石積みの階段です。

入口から細い急な階段の右手には、臼を月を見立てた石積みがあり、流れ積み、乱れ積み、末広積みと遊び心豊かです。

庭園にも「手毬石」や「石臼」が埋め込まれており、一つ一つの石の価格を想像するだけでビビっちゃいます(笑)

畳の下には備前壺が並ぶ壱是の間

臥龍院は茅葺き屋根の外観で、外から見た感じでは相当な古さを感じます。

ですが、中から見た建物の細部には沢山のこだわりがあります。


そして何より、良いものは古くなっても劣化が遅いというのでしょうか。


それだけ、良いものを皆が大切に手入れしながら扱うからでしょうか。


美しく、落ち着いた風情の中、ゆっくりと時間を過ごせます。

一枚板の廊下は裸足で歩くと幸せです。

「春夏秋冬」「陽と月」を各部屋に表現した丸窓や欄間、襖の引き手の細工など、全ての演出が素敵でじっくりと見入ることができます。


廊下は一枚板の素晴らしい無垢です。


「裸足になって廊下を歩いてください。
めっちゃ、気持ち良いから。」


夫の靴下を無理矢理脱がせ、仙台松の一枚板で作られた超高級廊下の感覚を味わってもらいました(爆)

知止庵(茶室)には夫は入れませーん。
「紅葉の頃にまたおいでください」「またね」
白いのが【ボタンゴケ】100年かかると言われている
国定指定重要文化財で昼寝する不届者達

川のすぐ上に位置する崖沿いの浮浪庵。

ここは、生きた槇の木(マキ)で支えた「捨て柱」という巧妙な趣向を凝らしてあり、縁側に出ると見学することができます。

不届者の私は、係の警備員さんの目を盗みゴロゴロと寝転んで、優雅な貴族の気分を満喫させて頂きました(笑)

夫はいつも私と気持ちを一つにしようとしてくれます。


「夫も寝転んでーーーー」

ふたりで、国定指定重要文化財でお昼寝きめ込んじゃいました!
ウフフ。
最高に楽しめます。
是非行ってみてください。



長々とお付き合いありがとうございます。
またポチポチ更新していきます。

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