#現代4コマオールスター展2024 レポート・九本【レポ本】
みなさ〜ん!現代4コマオールスター展2024、楽しみましたか〜!
記録に残せ!!!!
消すな!!!!
記憶から消すな!!!!
ということできっちりしたレポ記事は現代4コマアカウント運営から出るので、
(出たよ〜。)
九本は何も考慮せずに楽しかったことを書く。夏休みの日記ということで。
レポ本8月2日
開幕!
九本は8月3日から参戦したので、8月2日のレポ本はない。しゅごすぎとか言ってた
レポ本8月3日
東京に着いた。喫茶店に入る(そしてイガイガの恐竜カーに見せる)。
かねてより行きたかった21_21 DESIGN SIGHTに赴き、企画展「未来のかけら 科学とデザインの研究室」を見る。「talking with neurons」というインスタレーション(脳神経モデルに話しかけたその反応を映像に起こしたやつ)が大層良かったのと、実際に触れる3Dプリントのモデルがあったのも楽しかった。
アホの感想だな
会場入り
いよいよオールスター展会場であるデザインフェスタギャラリーへ向かう。派手だ。すげ〜派手 派手だな。
ギャラリー入りして「九本です」って言ったら「九本さん!」て言ってもらえるの、なんて不思議なんだ。インターネットと人間の肉体が地続きになっている。あと、現4作家ってホンマに生きてるんだ。肉体あるんだ。なんか、肉体とかなさそうな人がいっぱいいるから…。
現地入りした時のやつ。
新作。他にもいろいろ案はあったが、かねてより温めていたコイツを召喚。無駄にそれっぽい、小賢しいタイトルがチャームポイントだ。
こちらの4コマ、一見すると単なるコマ枠…現代4コマ用語で言えば純粋4コマ主義なのだが、実は「座標4コマ」というコンセプトがある。
関西から東京への移動を活かし、1コマ目は滋賀県、2コマ目は静岡県で、3コマ目は神奈川県で描き、4コマ目を東京の会場で描いて完成させた。座標とはつまりそういうことである。結果的な見た目は同じコマが並んでいるだけなのだが、実際それらのコマはそれぞれの場所、それぞれの時間、それぞれの思考のもとに描かれている。よってこの4コマには、それぞれに十分すぎるほどの内容が詰まっているのだ。
みたいな話をしたら在廊していた雀100さんに褒めてもらえた。うれし〜
ブルーレットは(確か)鯏副社長さんの仕業らしい。面白すぎるだろこんなの。何してんだ。(追記:違った。きのじさんらしい。)
クマは最中猫さんの私物らしく、マレーグマとのこと。なんかうまいこと立ったのでびっくりした。
3枚目「今、この瞬間」は朽羊歯ゾーンさんの作品。森羅万象を「思いついた瞬間」シリーズにできるというアイデア作品だ。何となく外に持ち出してみたら線が交差していたので、混乱を持ち込んだ。
投稿していただき助かります。九本の思いつき追加展示2作目。東京のビルってマジでべらぼうに高い。京都のビルはちっせぇちっせぇの。これが。人間の向上心という名の欲望が渦巻いてしまった結果、4コマは60コマへとなり変わってしまったのだ。
駅ビルで探し当てた、最も4コマっぽいお土産。いとととさんにあげたら食べられて3コマになったし、最終的に0コマになった。諸行無常。南無。
ここで事件、ヨングラスが壊れる。
目の前で落下して綺麗に壊れた。時が止まったようだった。
あ〜〜あ。
ちなみに翌日アロンアルファで修復され、一応復活した。
ソッ…
何?かわいい〜。
人にもらってしまっては我慢ならん。無印良品のメモパッド(¥80)で応戦。居合わせた作家たちに、粗製濫造一言落書きを押し付けて回る。何を描いたかの記憶があんまりない。「ゼロこぶラクダ」「ノブいっぱいドア」「大きな大きなおしぼりは あたたかいBIGバスタオル」とかがあった記憶。大喜利できるんじゃないかと褒められて嬉しくなるも、自分で描いた「ノブいっぱいドア」にめちゃくちゃウケてしまうという醜態を晒す。
余談だが、即興で書いたものを人に押し付けることに味を占めてしまったため、翌日もやる。
帰り際、いとととさんに新車を二台もらった。なんか知らんが会うたびにミニカーをもらっている。
奥の一台は、以前彼の個展「現代4コマ空間」に行ったときにおもむろに渡されたミニカー、通称「イガイガの恐竜カー」である。
そのときの記事。
イガ竜はなかなか可愛げのある顔をしているのだが、新車であるハンマーヘッド車は顔が怖い。
恐竜とサメとバスに取り囲まれて寝る。
レポ本8月4日
朝からこんなこと言ってる 寂しんぼがよ
前日手に入れた網音モマのアクスタを手に、街に繰り出す。アクスタ撮りがちょっと恥ずかしくて、結局これ以外にほぼ撮れていない。
(前日、展示会場で二曲書いた。)
その後相互さんとお茶をし、道案内してもらったのに目的地を通り過ぎ、なんとか行きたかったギャラリーに辿り着いた。こわいよー!東京
いい展示でした。
↑興奮している
会場入り2
さて、またデザフェスギャラリーに向かう。そして着いて早々ブツを増やす。
投稿ありがたや。意識の高い建物に行ったので、意識の高い作品をぶっ込んだ。現代アートっつったら、環境への問題提起だよなーー!!ダハハ!!!!
ってのは置いといて、ばら撒き活動を行う。
これを買ったから。(朝に)
投稿thanks。こういうのをいっぱい配り歩いた。例によって記憶がないので、どんどん投稿してもらえると助かります。「スタートダッシュ失敗」「定時5分前」「四つに一つは超すっぱい!」とかを描いた記憶。
みんなこのメモ帳持ってるの、すごい。雀さんはこの日に新作4コマを振る舞うため、尋常じゃない量の新作ネタを練ってきていた。フウ〜!最高だぜ、現4作家の狂気!私も会場の盛り上がりにあてられ、なんかポンポン出てくる感じに突入して楽しかった。そして記憶に残らない。元気にしているか?九本4コマたち。
なんてことをしているうちに閉幕。あっという間だ…お疲れ様でした!
撤収作業
終了した途端にひと暴れするのが雀100という人間。こまうま(贋作)をキャプションに貼って回る。今後この世に、こまうま以外は存在しなくなります。
どうでもいい活動
納車第二部
なんかピンクのバスと鍵ももらった。かわいい。
イガイガの恐竜カーの走行風景。
とかやりつつ全ての作業が終了。いよいよ作家陣も解散となる。
帰りたくねえ〜〜!!!!居させてくれここに!!!!!!
帰ります。帰路が同じだったメンバーがみんな品川駅で降りてすげー寂しかった。九本だけ東京駅まで電車乗った。
またどっかで会おう!!マジで。
余談
こんな投稿をしたら、文章がダルすぎたためか「九本=渋沢たつみ説」が唱えられてしまった。違います。
レポ本8月5日
私観
意義
今回の展示の意義といえば、やはり「展示作家が20人いる」という点だろう。これまでの展覧会はほぼ全てがいとととさんの個展であったわけで、現代4コマ作家を複数人集めて展示を構成することには大きな意味がある。それも、他作家・他団体も展示を行うデザインフェスタギャラリーという空間でだ。
そして加えて忘れてはならないのが、この展示の解説。現代4コマの各種概念・周辺概念に解説がつけられ、ほぼ全ての出展作にタイトルと作者名からなるキャプションもついている。
この投稿などわかりやすいが、この展示には20人分の振り幅があるのだ。ユーモア、狂気、洗練、混沌。これは個展では成し得なかった幅であろう。
実際展示はかなりの人数を動員したし、いろんな鑑賞者が感想を投稿、なんならこの展示をきっかけに現代4コマの制作を始める人も現れた。現代4コマの世界を大きく切り取ったことで得られた反応もたくさんあったものと思われる。オールスター展は、現代4コマの入り口として大きな役割を担ったと私は思う。
超・私観
展示されて嬉しかったし、いろんな人と直接話せて楽しかった!またなんかで会いたい!現4、楽しい!
あとこれは今回本当に驚いたことなのだが、九本の4コマを評価してくれる作家がわりといる。私は「タイムラインでたまたま現代4コマを見て、これだ!!と…」みたいな作家ではなく、人伝いにいとととさんを知り、いつのまにか参入していた人間だ。それに、普段はめちゃくちゃ現代4コマを作るというよりも絵を描いていることの方が多い。だから自分は、そこにいる人としてなんとなく受け入れられているのだと思っていた。しかし実際は、現4作家として一定の評価を受け、現4作家として受け入れられていたのだ。これにはびっくり、感動もの。自分の思っているより評価されているらしいって、こんなにうれしいことがあるかいね!ありがとう!カモも喜んでいる。🦆🎶
余談
ずいぶん大所帯になった。赤、黄、緑、青でいい感じだ!
も〜っと余談
イガイガの恐竜カー、ハンマーヘッド車、バス二台を走らせてみると、イガイガの恐竜カーがちょっと遅い気がする。
調べてみた。
同じだけ後ろに引いて発車させ、50cm(奥の定規のところ)を通過したところでタイマーストップ。この条件で四台を比較する。
データとしてはこうであった。おそらく誤差あり。
え!黄バスが早い!もう一度測ると1.08秒とかだったのだが、やはり黄バスが頭ひとつ抜けている。イガイガの恐竜カーはやはり少し遅い。やはり車体ががっしりしているため、走るスピードに影響が出ているのだろう。しかし黄バス、なぜこんなに速いんだ。
不思議です。それではさようなら。