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本当に興奮した!九本が愛した展覧会

みなさん、興奮してますか?

えっ、してない?

かわいそうに。


芸術で興奮しましょう!

しろ!しやがれ!!!!


というわけで九本がこれまでに見てきた展覧会の中から、特に興奮したものをご紹介していく。当然会期は終わっている。




1.開館25周年記念 夢をめぐる─絵画の名品より─(アサヒビール大山崎山荘美術館 2021年)

 九本は山荘美術館だ〜い好き。好き好き大好き。こちらは九本が山荘美術館に初めて行って、そのまま射止められた所蔵品展だ。芸術ハマりたて、印象派のオタク全盛期のときに行ったというのも大きい。館名は当時のもの(現在はアサヒビール→アサヒグループと変更)。ポスターの写真はあったがめちゃくちゃ自分が映り込んでたので貼らない。ぜってぇ貼らねえ。

 しかしこの展示は興奮した。印象派〜現代の西洋芸術が色々出ていた。印象派に興奮しつつ、サム・フランシスがすごく良かったのを覚えている。クソガキだったわりに、フランシスで喜ぶとはなかなかいいセンスしてる。またフランシス出してくれんかな〜。

 すごい興奮して、帰ってレポート漫画を描いた。痛々しいので見返したくない。

2.ミロ展 日本を夢みて(愛知県美術館 2022年)

愛知県美、でかかったな

 ミロ、かわいかった……。当時あんまり知らない状態だったけど、すげぇ行きたくなったので飛んで行った。行ってよかったよ。当時の日曜美術館とかもよかった。私は覚えてるぞ、企画学芸員の副田一穂氏…。

作品がすごく面白かったし、なんていうか
ミロがかわいくて かわいいなぁと思った
瀧口修造もいいやつだなぁと思った

 同時開催のコレクション展もよかったな、クリムトの油彩が出ててうれしかった。フォンタナは切れてたし、サム・フランシスもかっこよかった。

これは死ぬほどブレてしまった
「アンリク・クリストフル・リカルの肖像」/ミロ
あんまりブレているので残してある


3.すべて未知の世界へ──GUTAI 分化と統合(大阪中之島美術館・国立国際美術館 2022〜23年)

https://www.nmao.go.jp/events/event/gutai_2022_nakanoshima/

(↑国立国際美の方のリンク)

 あぁ……本当に興奮したな…………今思い出しても……興奮してくる……    具体美術協会というロマン…………昭和の文化人…………そして、暴力的な、マチエール……………………

 こいつのせいで、具体の展示があると涎を垂らしてしまうようになった。こいつのせいで…………こいつの…………こい、こ、

あぁ〜〜〜〜!!!!!!

「無題」/吉原治良
まるい。

 あと元永定正が大好きになった。元永定正のあるところに九本は向かっていくのだ。


4.レオポルド美術館 エゴン・シーレ展(東京都美術館 2023年)

https://www.tobikan.jp/exhibition/2022_egonschiele.html

(↑展覧会ページへのリンク)

 九本はシーレを思うあまり東京へ向かった。九本はエゴン・シーレがだ〜い好き。好き好き大好き。好きな作家の回顧展というそれそのものにまず興奮し、その上ドローイングの洗練具合に歯をガタガタさせて興奮した。

 レポ記事も書いている↓

 シーレのドローイング、本当にすごい。画集欲しい。そして下は大興奮している当時のツイート。初々しい。うわ!文体が今と違う!見ないでください。


5.Re:スタートライン 1963ー1970/2023(京都国立近代美術館 2023年)

 フルネーム長ぇな。戦後前衛芸術がいっぱい出てきたらそりゃ興奮するわなって話 具体がいっぱいあって気持ちよかった。

 開館60年(還暦)を記念して、開館当時の展覧会を回顧しようというもの。高度経済成長期の前衛芸術がそのままボコっと帰ってきた!ハァ〜〜ッ♡おかえりっ♡

当時のツイート。おお、やっとるやっとる。


6.地域展示・通文化展示(国立民族学博物館)

 趣旨に合ってるのか?これ いや知らん 九本はみんぱくがだ〜い好き。好き好き大好き。無限に居たい。九本は友人の間で「みんぱくの追っかけ」として知られている。行くたび興奮する。2023年は、みんぱくの味を覚えたという点において九本の人生のターニングポイントである。

みんぱくを知ったばかりに…………


7.生誕140年 ユトリロ展(美術館「えき」KYOTO    2023年)

 美術館「えき」KYOTOはとにかく館名の語順が気になるのだがそれはそれとして、九本はユトリロがだ〜い好き。好き好き大好き。好きな画家の回顧展も好き好き大好き。うれしかった。

 ユトリロは絵の具を盛り上げたり絵の具に砂を混ぜたりしてるところが好きです。九本は暴力的なマチエールを見ると興奮することで知られている。

 当時のツイート。饒舌。こいつ初日に行っとる


8.『シュルレアリスム宣言』100年 シュルレアリスムと日本(京都文化博物館 2023年)

 興奮したなぁ。渡辺武の「風化」という作品が本当に超・お気に入りだった。今も思い出す。だ〜い好き。好き好き大好き。

 そもそも九本はシュルレアリスム愛好家なので、こうして宣言100周年を祝って展示が企画されるのが嬉しい嬉しいなのだ。

 あと青緑色の作品が多かったのだが、青緑色が大好きなので嬉しい嬉しい2だった。興奮したなぁ。そして1924年出版の宣言の実物が資料として出ていて、嬉しい嬉しいは3に至った。


9.具体美術協会/芦屋(芦屋市立美術博物館 2024年)

(↑ちゃんと具体のとこに飛ぶぞ!)

 また具体かとお思いですね。私もそう思うが、具体美術協会を出されると確実に興奮してしまうので、これは当然の結果だ。

 はぁ〜興奮したなぁ……。この美術博物館の雰囲気もとても良かったし、その中で見る具体は格別だった。資料も充実していたし、1970年の大阪万博でのパフォーマンス映像も見れて最高だった。所蔵品展だから図録がなかったのが悔やまれる。具体の書籍なんていっぱいほしいのにな

具体美術協会って本当に興奮するんですよ


10.遠距離現在 Universal / Remote(東京都美術館/広島市現代美術館 2024年)

あの、はっきり言っていいですか。
ドスケベですよ、これは。


 この展示に関しては、実は二会場行った。新美術館で見たときは鑑賞時間を十分に取れない中で興奮したため、生煮えの興奮を抱えて関西へ帰った。そのとき広島へ行くチャンスがやってきたので、こ〜りゃこりゃこりゃと思ったわけである。

 広島会場では徐冰の「とんぼの眼」をフルで見ることができたのである。これにはさすがの九本も興奮した。気持ち悪さと興奮を抱えたまま残りの展示を見るというのも乙なもんですな。

 加えてトレヴァー・パグレンによる海底ケーブルの写真シリーズ、ティナ・エングホフの「心当たりあるご親族へ」シリーズ、エヴァン・ロスの「あなたが生まれてから」等等。よくもまぁこんなえらい作品ばっか集めたな!!!!という感じである。キュレーションにここまで戦慄したのは初めてだよ、マジで。ホンマに。


芸術ってさ

そりゃもちろん言いたいこととか
大切なメッセージがいろいろあんのは
わかってるけど

お前って

結局さ











さようなら。
探さないでください。

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