遺伝子編集技術クリスパー
https://honsuki.jp/review/43094/
今回はこちらの記事をご紹介し、
引用させて頂きます。
遺伝子組み換えとゲノム編集は違う
このジェニファー・ダウドナ女史は、
ノーベル賞は受賞。
「遺伝子編集技術クリスパー」関連の書籍は、日本では2020年末ごろから出ています。
遺伝子組み換えから長い期間かかってやってきた事を、2人の科学者は数日で変えてしまった技術の発見。
「遺伝子組み換え技術」とCRISPERを用いた「遺伝子編集」ははっきりと違いがあるようです。
前者は、ほぼ完全に偶然に任せるなかで働きかけ続ける。そして数百万分の1の確率で目的通りの変異が起こるのをひたすらに待つ手法だった。
後者は、目的に沿って直接遺伝子を"書き換える能動的な手法"であることということ。
それを可能にしたのがCRISPERのシステム。
作られた結果から見ると、莫大な時間短縮と、無駄や余分な変化を削ぎ取る効率性が改善できるという点は大きいものの、生成されたもの自体は大きく変わりがないということが非常に印象的なのだそうだ。
科学はみなそうだが、
この技術が良い方に利用されればさまざまな問題が解決される。
しかし、悪利用されると、クローンやアンドロイド、培養食品など、臓器移植用生物、などモラルを逸した方向に向かうのは確かだろう。
果たして現在すでに試されているだろう実地実験。
表が出るのか裏が出るのか?
今、私たちがその渦中にあるのを、
理解しておく必要がある。