資料と現状から見る食糧事情
農林水産省の資料を参照して食糧問題や世界情勢と日本について考えてみます。
記事のリンクの仕方が、わからないので下記にURLを明記しておきます。
https://www.maff.go.jp/kanto/kihon/kikaku/kihonkeikaku/pdf/zen27.pdf
食に関して農林水産省が出している資料。平成27年10月のものです。今から7.8年前ですね。
資料の5.を見てみると日本は輸入が多い国に入ってます。
その輸入国の中で露中を除くイギリス、韓国、ドイツなどは今いろいろな問題に直面してますね。
加えて輸出の多い国はアメリカ以外はほぼ南米。
あとはオランダとタイ。
露中は輸出は少ないのは、自給してるからです。中はさらに人口が多いために輸入も多いだけです。アメリカは自給出来てまして、さらに輸出している。
ただ2022年現在はどうかわかりません。
資料6を見ると、日本の輸入は大半がアメリカに依存しています。
これを見てみると、もしアメリカが日本への輸出を辞めたら、、。
これが現在の政治や世界情勢と食がつながってるのがわかります。
アメリカ依存は、防衛の面だけでなく、食糧やエネルギー面も半端なくあり、農業も9割型アメリカ頼り。
肥料と種と農薬なくして今の日本農業は成り立たず、
この3点セットで1950年台から全面的な大規模農業や慣行栽培をメインにしてきました。
この3点セットが全てアメリカ輸入のものです。
さらにエネルギー資源高騰する現在、輸入流通コストもかかるし、温室栽培には燃料を必要としますから、石油、ガス高騰だけでなく輸入停止(露のパイプライン、もしくはアメリカの自給の低下による輸出停止)になれば、日本は一気に食糧難になります。
だからこそ今、日本は親中になっています。
しかし、中国も人口過多、だから輸入してるわけで、洪水被害が相次いでいたりゼロコロナ政策などで、逼迫しています。
いずれ輸出は制限する可能性はある。
考えられるのは、あらゆる面で弱体化する日本。
欧米も弱ってきてますから、日本が中国に取り込まれる可能性が高くなっています!
また、平成27年までの50年間で、
日本の農業人口は、80%減❗️
戦後自給率は80%、現在35〜37%と言われています。
コラム2にあるように、
世界各国の食糧自給率を見るとわかるように、
大幅に自給率の高い国は、欧米豪などですが、
日本はそれに比べて先進国の中でかなり低い。
しかもこの国々は、今クワッドなどで連合してる国々やウクライナの件で露と対立してる国々ですよね?
それらは、あまり報道では言わないですが、
今エネルギー問題で苦難な状態になっています。
それは、食にも当然影響が出てるわけです。
それなのに、日本は食べ物が溢れている。
そして人々はあまり気にした様子もない。
これって、おかしくないですか?この状態?!
日本は輸入9割、自給率40%以下なんですから
もっと真剣に情報を得て、先行きの事を
しっかり考えて生活していきたいものです。