リコリス・リコイル第5話「So far, so good」をみたよ〜安定して面白い〜
皆さんお疲れ様です。リコリス・リコイルの最新話をアマプラとニコニコで見たので感想を書きますよ!
「安定」して「面白い」ことの難しさ
今回はそこまで動きのなかった回だったと思います。
良く言えば安定して面白かったですね。
細かい伏線は何本かでてきましたし、それを活かしたエピソードが(当然)でてくるとは思います。
しかし「安定して面白い」ってとても難しいことだと思います。
キャラクターが符号化せず、オリジナリティがあって且つ行動に一貫性があることで「安定」して「面白い」と思います。
これが符号化されたキャラクター(典型的なツンデレキャラだったり鈍感主人公だったり)だとすればいくら行動に一貫性があっても見飽きた動きになってしまい、1視聴者からすれば「安定」していても、展開がありありと見えてしまうかもしれません。(見飽きた展開と王道の展開ってどこで分岐するんでしょう…表面上をすくっただけでオリジナリティが見えてこないと前者にいきそうな気がします。)
一方でいくらキャラクターが個性だっていて面白くても、一貫性がなく「不安定」なお話は見ていて展開もわかりづらく爽快感がありません。下手な運転の大型バスでグネグネした山道を登っているように、体のいろんな部位に不規則に重力がかかり気持ち悪く、終わりが見えない30分になってしまいます。
リコリス・リコイルは上記とは真逆で符号化されていないキャラクターの、一貫性がある心情描写があるからこそ、「松下の東京観光」という今回急に登場したフィールドにおいてしっかりと面白いエピソードを提供してくれたのだと思います。
私は物書きではないのでわかりませんがすっっごく難しいことなんじゃないかな…(言うは易しですね。)
気づけば次週で6話。展開が楽しみです!!
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