【Koyfin完全ガイド】Today's Markets画面で10種類の米国株・世界市場情報を即座に把握する方法
米国株投資の財務分析ツールKoyfinの活用、第3弾です!Koyfinの魅力を最大限に引き出す方法をご紹介します。
初期画面「Today's Markets」は、米国株をはじめ、世界の株式・債券・為替・商品市場など10種類もの最新市場情報への玄関口です。この記事では、Koyfinの「Today's Markets」画面を徹底解説し、効率的な情報収集方法をお伝えします。
各セクションの詳細な解説と、実際の画面を使った説明で、Koyfinの「Today's Markets」画面をマスターできます。これであなたも、瞬時に市場を把握できるようになります!
初期画面「Today's Markets」(本日の市場情報一覧)
Koyfinを立ち上げると「Today's Markets」という下図のような画面が立ち上がります。ところが情報量が多いので、慣れないうちはどこを見て良いかわかりません。
そこで一目で分かるように下図のように情報ごとに色分けしてみました。印象が変わったのではないでしょうか。実は10種類も小さな画面が隠れています。各色分けされた小さなウィンドウの右上に↗️マークがあります。ここをクリックするとより詳細な画面に移動します。
それでは順番にクリック後の画面を見ていきましょう。
1. 🔴米国/各国株式市場
最初は米国/各国株式市場の画面です。
左側の表には各株式指数に連動するETF(投資信託)のパフォーマンスがまとまっています。左端の□にチェックを入れ選択すると、右のチャートに選択されたETFのパフォーマンス推移が表示されるようになっています。チャートの左上には表示期間が選択できるタブがあり、短期間から長期間への切替がワンクリックでできます。
右下のランキングを見ると、各地域の株式指数の成績が一目で分かるようになっています。緑がプラス、赤はマイナス、色の濃さでパフォーマンスの大きさが表現されています。
2. 🟢米国株式セクター別
2番目は米国のセクター別のパフォーマンスがまとまっている画面です。
左側にはセクター別に加えて産業別に分類された成績表があります。1番下は主要米国株価指数が選択できるようになっています。このためS&P500指数に対して特定のセクターや産業の成績が分かるので便利です。
3. ⚫️債券市場
3番目は債券市場のパフォーマンスがまとまっている画面です。
左側には様々な種類の債券の成績が分類ごとに整理されまとまっています。
右下のランキングで、各分類の債券の成績が一目で分かります。緑がプラス、赤はマイナス、色の濃さでパフォーマンスの大きさが表現されています。
債券は金利と価格が逆に動きます。つまり債券が上昇すると言うことは金利が下がっていると言うこと、右端のセクションでは0-1年物の短期の米国債の方が長期の米国債よりも成績が良いことということは、インフレの抑制が見えてきていて短期債の金利の方が下がっているということが予想できます。
4. 🟠各種市場ニュース
4番目は各種市場ニュースの画面です。
左上のタブをニュースの分類項目が表示されていますが、和訳したものを下図にい表示しています。
残念なのは有料メンバーにならないと見ることができないニュースが多いことです。
5. 🔵米国株式チャート
5番目は選択された株式指数連動ETFのチャートです。
左側の入力箇所を使って好みのチャートの表示条件等を設定できます。この辺りは実際に触った方が何ができるかよく分かると思います。
6. 🟤米国株特徴/規模別日中パフォーマンス
6番目は米国株特徴/規模別日中パフォーマンスの画面です。最初の「Today's Markets」の画面はシンプルな3×3のタイル表示だったものが、随分と情報が盛り込まれています。
左側には、米国株式を様々な視点から分類したETFの成績表になっています。
右下はそれらの成績ランキングです。緑がプラス、赤はマイナス、色の濃さでパフォーマンスの大きさが表現されています。
7. ⚪️各国債券金利
7番目は世界各国の債券金利の画面です。
左側には各国の短期債から長期債の金利と、その所定の期間の変動率がまとまっています。
右側のチャートには選択された債権の金利の推移がわかります。先ほど米国債では短期の物の方が長期より値上がりしていて、債券の価格と金利は逆に動く話をしました。チャートを見ると実際に短期債の1年ものの金利が低下しているのに対し、超長期の30年ものの金利はまだ1年前より高いことが確認できます。
右下は各国の所定の期間の金利の表となっていますが、日本の金利が突出して低いことが分かると思います。
8. 🟡各国為替
8番目は各国の為替の画面です。
左側に主要な各国間為替市場の動きがまとまった表になっていて、右側のチャートで選択された為替レートの推移が分かるようになっています。
右下のマトリクス図は、特定の期間の各国間為替市場のパフォーマンスです。緑がプラスで数値が大きくなっているということなので、分母となる国の通貨に対して安くなるということを示します。従って、日本円が最弱ということが分かります。
9. 🟣各国株式市場
9番目は各国株式市場の画面です。
各国の主要な株式指数に連動するETFのパフォーマンスがまとまっています。
右下のランキングを見ると、各国の株式指数の成績が一目で分かるようになっています。
10. ⭕️商品市場
10番目は商品市場の画面です。
左側の表は分野別商品市場の動きで、1番下は様々な商品価格を組み合わせた複合指数のセクションです。右側のチャートで選択された商品の価格推移が分かるようになっています。
選択されているCRB Indexですが、エネルギーや貴金属、農産物などが組み込まれた指数で、インフレの先行指標としても注目される物です。右下のランキングを見ると3年間で凄く数字が大きくなっていることが分かります。一方チャートを見ると直近頭打ちで少しずつ下がってきており、インフレの収束を示唆している可能性があります。
まとめ:Koyfinの「Today's Markets」で効率的な市場分析を
Koyfinの「Today's Markets」画面は、強力な武器となります。この記事で解説した10種類の市場情報を活用することで、以下のメリットが得られます:
Koyfinの「Today's Markets」画面に慣れれば、効率的な情報収集と分析が可能になります。ぜひ、この記事を参考に実際にKoyfinを使ってみてください。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。