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Koyfinで出来高プロファイルをチャート表示させる

Koyfinの記事も7本目になりました。
今回は、VPP(Volume by Price Profile:価格別出来高プロファイル)とAnchored VWAP(Volume Weighted Average Price:アンカー付き出来高加重平均価格)を表示させる方法を紹介します。
なお、投資は自己責任で慎重に。本記事は下記のYou Tubeを参考にKoyfinの機能を紹介するもので、特定の銘柄の投資を推奨するものではありません。
また本記事にはAmazonアフィリエイトリンクを含みます。


VPP(価格別出来高プロファイル)とAnchored VWAP(アンカー付き出来高加重平均価格)とは

聞きなれない言葉なので、簡単にその概要を紹介します。

Volume by Price Profile (VPP)

特徴
 ・特定の期間における価格帯ごとの取引量を視覚化
 ・横軸に出来高、縦軸に価格を表示するヒストグラムで表示
使用目的
 ・重要なサポートとレジスタンスレベルを特定
 ・取引が集中する価格帯(高流動性エリア)を識別
有用な活用法
 ・大きな出来高バーがある価格レベルが重要なサポート/レジスタンスレベル
 ・価格が低出来高エリアを通過する際、急激な動きが起こる可能性がある

Anchored VWAP

特徴
 ・特定の開始点(アンカーポイント)から計算された出来高加重平均価格
 ・時間とともに変化する単一の線として表示される
使用目的
 ・トレンドの方向と強さの評価ツール
 ・重要な価格レベルを特定し、買われぎ/売られすぎの状態を判断
有用な活用法
 ・価格がAnchored VWAPを上回っている場合は上昇トレンド、下回っている場合は下降トレンドと見なせる
 ・機関投資家が使用することが多いため、その線からの乖離や回帰が注目点

VPPとAnchored VWAPの表示方法

それでは表示方法を実例で説明いたします。今回はMETAを取り上げました。

VPPの表示方法

  • 図1の⚙️マークをクリックする。

  • 図2の画面が現れるので、Volume by Price Overlayの”None”をクリック。Display Optionsが出てくるので”Periods”をクリックします。

  • さらに、株価上昇時の出来高を青に、株価下降時の出来高が黄色になるように色を選択。

  • Point of Controlにチェックを入れると、最高出来高価格帯を表示できます(図3)。最高出来高価格帯は、重要なサポートやレジスタンスとなる可能性が高く、多くの取引参加者がこの価格レベルに関心を持っている価格帯になります。

  • なお、"Periods"の横の数字を変更すると、ヒストグラムの段数を変更できます。ここでは20段となっています。

図2
図3

Anchored VWAPの表示方法

次にAnchored VWAPの表示方法を説明します。
やり方は簡単、図1のチャート左にある"Add Metric"をクリック。Anchored VWAPと入力し、選択すると表示できます(図4)。
スタートとしたい時点の株価を選択し、図4のように右クリックすると図に追加するかとのメッセージがポップアップされます。クリックすると図5のように追加されます。

図4 ※9/6の底値で右クリック
図5

最後に

いかがでしたでしょうか?
筆者はVPP(価格別出来高プロファイル)は参考にしていますが、正直Anchored VWAPに詳しくありません。どちらかというと短期トレードで使われるツールのようで、証券会社ではAnchored VWAPの数字を参考にしたりしているようです。
詳しい方がいらしたら、使い方を教えて下さい。

今回はテクニカル分析について取り上げました。
買うタイミングや売るタイミングをもう少し勉強してみようという動機からです。テクニカル分析の良い本がないか現在探しているところです。良いものが見つかったら紹介したいと思います。

最後までお読みいただきありがとうございました。

参考となるウェブサイトや動画について

なお詳しく知りたい方は、。以下の記事や動画も参考にして下さい。
分かりやすく、まとまっています。

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Koyfinに関する記事が増えてきたのでマガジンにまとめました。
全て無料となっていますので、よかったらのぞいてみて下さい。


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PK
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