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読書メモ #2「学校の枠をはずした東京大学『異才発掘プロジェクト』の実験、凸凹な子どもたちへの50のミッション」東京大学先端科学技術研究センター中邑研究室・編

いつもは、「ハチドリのひとしずく」というタイトルで、関西創価中学校のアカウントでnoteを書いています。こちらでは、備忘録がわりに、読んだ本についてのメモを残していきたいと思います。

2冊目は、東京大学先端科学技術研究センター中邑研究室・編「学校の枠をはずした東京大学『異才発掘プロジェクト』の実験、凸凹な子どもたちへの50のミッション」


集団と同じことができないという理由で強く指導され、傷つく子どもたち。
そんな彼らのユニークさを認め、自由な学びの場を提供するのがこのプロジェクト。

もし魔法が使えて(魔法って設定が雑だけど)なんでもやりたいようにやれるならこんなミッションを全力で楽しむ学校をつくりたい。いや、魔法が使えるなら、日本の学校制度をこんな風にかえてしまいたい。

もちろんすでにこんな学びをカタチにしてる学校はありますが、まだまだ大多数は、「教室」と「教科書」って「枠」からなかなか外れられず、
それにまだまだ大人も子どもも「枠」がないと不安かもしれません。

あぁ、枠から飛び出したい!

読みながら、中邑先生の言葉がとっても沁みました。

「学びまで目的的になると途端につまらなくなる。人生も目的的でなくてもいい。好きで続けていたら人の役に立った。大して役に立つことができなかったけど楽しい日々を送れた。それでいい。効率追求・目的重視の世界だからこそ、つぶされやすい彼らの理解者の一人になろうと思う。そんなことをおもしろがる大人が増えたとき、この社会は変わる。」

今のわたしは、まだ「好きで続けてたら人の役に立った。」とはいえないかもしれませんが、この先、「大して役に立つことができなかったけど、楽しい日々を送れた。」とは言えそうな気はしています。


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