「異端は認められたとたん先端となる」
いつもは、「ハチドリのひとしずく」というタイトルで、関西創価中学校のアカウントでnoteを書いています。こちらでは、備忘録がわりに、参加した研修についてのメモを残していきたいと思います。
6月30日、大崎ブライトコアホールで開催された学校運営法人アットマーク・ラーニング 教育シンポジウム「次の10年学校教育は何を目指すのか」に行ってきました。
第一部は、東田直樹さんの講演。
他の予定が入っていたものの、「今日の話しは、今日しか聞けない!」と新幹線に飛び乗った理由の一つは、東田直樹さんの講演が聴きたかったから。
行く決断をした自分をほめまくりたいくらい、東田直樹さんの言葉にふれて、とても清々しい気持ちです。
「自閉症の僕が跳びはねる理由」を読んだときの感動と、映画「自閉症の僕が飛び跳ねる理由」でみた自閉症の彼らの世界と、今日の東田さん親子のお話しと... 「これまでの自分はわかった気になっているにすぎなかった」ことを再確認した日でもありましたが、今日、東田直樹さんのお話を伺えたことは、わたしにとって、大きな意味をもつと思います。
パソコンの読み上げ音声と、文字ボードを使って東田さんがつむぎだす言葉のひとつひとつ。「言葉」とは、「教育」とは、「障害」とは…
「子どもの気持ちに寄り添うことと、その子の努力を肯定してあげてほしいです」という東田さんの最後の言葉がとっても響きました。
第二部は、工藤勇一先生の講演。
仕事で迷っていることがあり、今、このタイミングで工藤先生のお話しをどうしても聴きたかった!というのが参加した理由の一つでもあります。
お話しを伺いながら、あらためて対立軸を作らずに、人のせいにしない子どもたちが育つ環境づくりをするしかないなと、スッキリしてモヤモヤがはれました
そして、初めてお話しを伺った日野公三先生...想像通りのあたたかいオーラ全開でした。「異端は認められたとたん先端になる」きっとたくさんの壁を乗り越えてこられたであろう日野先生から聴くこの言葉の力強さといったら...
ワクワクしっぱなしのとっても濃い1日でした。
mustよりもwantで動くと、ワクワクするのは、子どもも大人も同じかも。これからも迷ったら、判断基準は「ワクワクするかどうか」でいきます。