福島放送の取材
移住者がインゲンの生産をするということで、メディアに取り上げられました。我々の集まりは子供を含めると18人ほどになっており、高齢者の多い地域においては特異的な集団である。
かつてインゲンの産地として有名だった飯舘村。それを移住者が伝承する。こんなストーリーがメディアには良いネタなのでしょうね。
メディア受けする演出は多少は考えなくてはならない😅とはいえ、この猛暑だと川に入って体温を下げるのは何も子供だけでなく私も同様に川には入って身体を冷やす。熱中症は気合いで何とかできるものではないので、自然にあるもので暑さを凌ぐのだ。木陰は重宝するし、川は身体だけでなく野菜の水分になるし、川の近くはやはり涼しい。建物があまりない田舎にはこういった普段何でもないような物が役にたつし、有効に活用することで作業性を高めてくれる。
例えば雑草なんかも使い方はある。まあ草の種類にはよるが、私は草をスポンジのように使うことがある。泥の着いた長靴の汚れを取りたいときは草をブチブチっと抜いて草で拭いてしまう。農家アルアルだと思うが、汚れた道具は草と川の水でもあれば大体は綺麗になるし、使い終わればそのままポイっとその辺にぶん投げておけばいい。タオルなんて準備する必要はないのだ。
できれば出荷の様子も撮りたいとのことで、サッと出荷をしてきた。本来は市場に出す品種だったのだが、まあ今回はテレビ取材ということで🤣
今回の取材で少しでも飯舘村の印象が変わればいいと思っていて、避難した地域、賠償金、原発、放射線、過疎化、高齢者‥‥。こんな印象を覆せるような活動を発信していけたらと思う。子供がいて、移住者がいて、産業が復活し、明るい村だなって。最初は少しのメディア露出かもしれないが、世間が認めるくらいのことをこれからも続けていこうと思う。