シイタケ初出荷!!
表題の通りですが椎茸の初出荷になります(#^^#) ここまで来るのに、結構大変だったような気がしますね。事業の継承という形で椎茸の生産を始めたわけですが、正直1年目の私にとっては事業としてうまくいくかどうかは未知数です。とはいえ、無事に出荷まですることができたので一安心ですね。
正直な話、こんなに一気になるとは思いませんでしたね(*ノωノ)すごいスピードでニョキニョキ生えてきます(笑)インゲンの生産がひと段落して、間髪入れずに椎茸が生えてくる。もうちょっと涼しくなってから収穫するのかなと思っていましたが、本当にインゲンと入れ替わりですね。
椎茸の生産は環境さえ整っていれば栽培はできます。別に農業用ハウスを使わなくても、自宅や空き家を使って生産している人がたくさんいます。飯舘村の場合は昼と夜の寒暖の差が大きく、特にお盆が終わると一気に夜は涼しくなります。椎茸の栽培において、この寒暖差は良質な椎茸になるとのこと。あとはCO2の管理でしょうかね。椎茸は生き物ですから、植物とは違い「光合成」はできません。「呼吸」をします。CO2の濃度が高くなると生育不良を起こすようです。適度な管理が必要です。
私が生産しているインゲンや椎茸は”高冷地”の利を活かした作物です。飯舘村は冬の期間がとても長く、一年を通しても何かを生産できる期間が非常に短くて、一昔前までは村民は冬に出稼ぎに出ていくような地域なんです。しかし、安定した収入を得るために年中業務ができるような畜産やタバコの生産をする人が増えてきて、真夏にインゲンを作ったり(平野では真夏にインゲンの生産は暑くてできない)地の利を活かした産業を試みていたわけです。原発の影響もあって今では失われた産業が多くありますが・・。 飯舘村で安定した産業を作っていくことが過疎地域での課題解決の糸口になるでしょうし、村の人の話を聞いて新しいことを想像していくことが私のやりがいでもあります。
とりあえず、待ったなしの椎茸が私を煽ってきていますが(笑)