収穫が追いつかない😆
農家をやっている方にはアルアルの話になりますね🤣 一気になってしまうと、ちょっと待って!ってなるわけです。誰か成育を一時的に止める薬剤をつくってもらいたいですね。
収穫量としては35キロくらい。しかし、この収穫量は私の畑の場合だと30%くらいしか収穫できていません。気温を見て、今日は夜の収穫になります。
実をならす野菜の場合は、気温があがるとボディに栄養がいき、気温が下がると実に糖度や栄養を蓄える。朝取りの柑橘類やブロッコリーなんかがその典型で、インゲンにも似たようなことは言えるだろう。収穫したインゲンの品質が全く違うのだ。
ここ飯舘村では真夏でも夜露がつくし、寒暖差があるのでインゲンは適地であることは以前にも話をしたが、いくら何でもなりすぎである笑
夜勤の様子。LEDの出現で人類は様々な恩恵を得たわけだが、これほど感激した光は経験がない。まさに夜勤の神具である。
こうして、整骨院の傍らでインゲンの生産をやっているが、地方移住には新たな発見があり、また道楽に満ちている。苦労してるとは思わないし、人に流されることもない。
基本的に私はJAは使わない。金額どうこうよりも野菜の選別が厳しすぎるのだ。長さ、大きさ、傷、曲がりの向き、方向、規格、日時。あらゆる面で面倒である。JAは生産者ではないので、生産者に対しいくらでも厳しいことを要求し、消費者に対して立派な物を提供するわけ。結果、JAの看板は安心安全、高品質を約束するわけだが、生産者である農家は食べれるものをガンガン捨てる。捨てる作業に何時間という時間をかける。生産したものを収穫して、捨てるものを選別し、そこにまた時間をかけるなんて正気の沙汰ではない。サラリーマンであれば、もらった給料の20%を100キロ先までいって捨ててこいと言っているようなものだ(時間をかけて捨てるということ)。 私も一度だけJAに出荷をしたが、その日限りでやめた。採算がまったく合わない。ビジネスをしてるわけだから、生産者が取引先を決めるのは当然の話。個人農家が苦しくなるのは至極当然の話である。
JAの話は巷でも話題になっているし、行政とべったりくっついているので、健全なイメージがあるかもしれないが結構エグいのはまちがいない。農家が儲かればJAローンを組んでくれないので、生かさず殺さずの状態を保つことが彼らの仕事である。高い買い物は金利を払ってJAバンク。JAもビジネスだから、それを批判はしないが行政がそれを斡旋してはまずいなと思う。とまあ、戦後から形態の変わらないこの農業という業態が今は非難されたり、敵視されたりするわけ。そりゃ全国の各市町村にJAが営業所を建ててるわけだから、全国の市役所より多いわけですよ🤣
販路としては全国の市場をはじめ、ポケマル等を活用することになるでしょう。明日、ポケマルの代表である高橋さんがうちにくるので色々と話してみましょうかね😃