ノーベル賞制定記念日
ノーベルの本業は武器商人ですが、
「複数の大国に強力な武器を持たせれば、反撃されることが分かり切っているのだから、どの国も話し合いで解決するようになるだろう」
と考えていたそうです。
ダイナマイトが、普仏戦争で実際に攻撃する武器として使われてしまったことは衝撃だったでしょう。
ノーベルには子供もいなかったので、毎年、前年に一番人類の幸福に貢献した人に遺産を分けてほしいという主旨で遺言書を遺したそうです。
アインシュタインも原爆が実際に攻撃する武器として使われてしまったニュースを聞いて、泣き叫んで悲しんだという逸話が残っていますね。
科学教室では、科学技術のおかげで便利になったこととともに、諸刃の剣である事実も伝えていきたいと思います。