SEKAI NO OWARI セカオワ歌詞考察~スノーマジックファンタジー~
さて、今回はセカオワの「スノーマジックファンタジー」の考察をしていきます。
セカオワの曲を聴くと、歌詞を読みながら、頭の中で歌詞の意味はこういう事なのかな?とか色々考えて繰り返して聞いては、頭の中でセーブしています。このセカオワの歌詞は、一つの物語のようになっていて、音楽が映像化して聞こえてくるバンドは、セカオワ以外いないと思っています。
“スノーマジックファンタジー
雪の魔法に かけられて
僕は君に 恋した
もしかして 君は雪の妖精?”
と冒頭からこんな風に始まります。恋の物話の曲のようです。歌詞の中に”雪の妖精”とあり、人間との禁断の恋?的な感じがしますね。もしかしたら、妖精に見える程の外見を持った美しい少女なのかもしれません。雪の魔法にかけられて、というところから一瞬で恋に落ちたのかと思います。
“僕は 星の降る雪山で
君を見るまでは オカルトの類は
まったく信じていなかったのだけれども”
“君が住む山はスノーランド
一年中雪の降るこの場所で
私は生まれたのと君は話してくれたんだ”
どうやら、”君”と”僕”は雪山という場所で、出会い仲を深めて”君”の生い立ちについて知るようになっていったようです。
“ねえ 命はいずれ終わるものよ。
私とあなたも 終わりがくるの
なのに なんで出会ってしまったの”
この曲に含まれているメッセージには、”永遠ない命“です。
“ねぇ、私は夏を見たことがないの
燃えるような あの夏を見るのが
私の夢なの”
雪の妖精が夏を見たことがないのは、当たり前のようなかもしれませんが、夢を他人に打ち明ける事はお互いに心を許している関係性であることがわかります。
“やがて 僕は眠くなってきた
君と一緒にいるということは
やはり こういうことだったんだろう
でも 良いんだ 君と出会えて
初めて誰かを愛せたんだ
これが僕のハッピーエンド”
眠くなってきたつまり”死の魔法”が連想され主人公である”僕”はこうなる結末=すなわち死ぬ事が分かっていたようです。というのも、「これが僕のハッピーエンド」
と書いてありますが、私は実はバッドエンドのような気がしてます。ここの部分の「やがで僕は〜ハッピーエンド」の音程がそれまでとは低くなっているからです。明るい曲調の中で、ゆっくりのテンポになって、なおかつ低音です。
この曲は、雪の魔法を連想させる繊細なメロディと、深瀬の透明感のある歌声がマッチして、とても名曲ですよね~。
どうやら、雪で冬を連想するから、クリスマスシーズンに聴く人が多いみたいですよ笑
ここまで読んでくださりありがとうございました。
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