#3 サードプレイス教育者の低学年を教える上で大事なこと
まず懸念点として、座らない授業が進まないなど連鎖反応で学級崩壊が起きやすいと思います。
特に他の生徒に個別で教えていて、他の生徒の時間が空いてしまっている時などは自由奔放に動かれてそれの連鎖が起きて収拾がつかないのはよくあることになると思います。
それに対して僕の中でスキルとして必要と考えるものは
①メタ認知力
②授業の最初にルールを言う習慣
③授業外でのコミュニケーション
①メタ認知力について
これは自分を客観視する力です。教育の中で結構大事な要素で僕も意識して指導してます。
褒める時叱る時など小学1年生が多いとその場面は必然的に多くなると思います。なぜ多いかというと善悪がついていない未学習なことが多いからです。なので先生これやっていい?とかの質問が多くなると思います。
なのでこの「メタ認知力」「未学習」の視点を持つのが大事です。なぜかというと「未学習」の状態で叱られたとなると人間は理不尽と感じて学ばないからです。教えられてないのに〜(涙)みたいなバイトでよくある光景です。
でもここにメタ認知力の視点があると
なぜ叱られたのかを理由をつけて説明する視点を持てるので、お互いにとって学びが生まれます。
なのでただ叱れば褒めれば成長するわけではなくて、この2つのキーワードの視点が大事と言うことです。
あと気をつけなければいけないのは、高学年は自分の行動を客観視できるので生徒の行動のどこが悪かったで話は通じますが、低学年はメタ認知力がまだまだなので「生徒の行動があって、先生や周りはどう思ったのか」という視点で話す方がいいと言うことです。自分の客観視はできないので身近な周りの人の状態や感情を通して自身の行動を考えさせてあげると通じると思います。
ここら辺勉強するだけで、生徒との接し方がある程度身につくので大事です。
②授業の最初にルールを言う習慣
先ほどもあったようにメタ認知力は低学年の場合周りから埋めていくというのが伝わるとのことですが、「習慣」という視点でやるのも生徒を動かせる方法の一つです。
例えば「先生が今からみんなに5分だけ最初にルールを説明するので時間をください。みんなには絶対マイクラをたくさん出来る時間をとります。なのでその間みんなは前の画面を見て喋らないでください。いいですか?では、説明していくので聞いていてください」みたいな説明を習慣化することが大事です。
説明は端的にわかりやすくが鉄則です。
自分を客観視できない未学習な状態なので、自分の状態を習慣として学習させる方がいいなと思っています。頭に刷り込みさせやすい時期なので。例えばいい子にしてたら先生は君と喋りたいななど。そこから「いい子にできてたでしょう?」「ちゃんと座れて授業のこともできてて先生嬉しかった」などでメタ認知力を伸ばせますよね。
③授業外でのコミュニケーション
最後に授業外でのコミュニケーションについて、授業中は言うこと聞いて欲しいのでキツイ言い方をすることが出てきます。その時に信頼など君のために言ってるんだよなどが伝わる関係性があるのが大事なので、授業外は講師に依存させるためにコミュニケーションをとって欲しいです。何もわからん人から叱られると退塾とか立ち直れないこともあるので、授業中は切り替えるようにするためにも授業外のコミュニケーションは大事になってきます。
なので、マイクラやスクラッチでの生徒のレベルでのやりやすさの違いはありますが勝手にスマホも使える世代なので伝え方とか教え方の方を重視する方が大事だと思っています。