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犬さんに親切なハンドリングについて

私と愛犬で簡単なオビディエンスを習っています。

色々な行動の練習を始めて3ヶ月くらいになります。





場所への慣れやその時の匂い、音の刺激や、あっちが気になる、つまらない(笑)などで、愛犬がうまくできない事が増えてきました。

練習が足りないから愛犬がキューを判断できないのかなと思いましたが、先生から

愛犬はもう行動は覚えている。

ハンドラーが犬の様子をよく観て、その日のコンディションを把握してあげること。

そのコンディションから、テンションを上げる必要があるのか、落ち着いてもらう必要があるのか、どの程度援助(誘導)をするかを判断するのはハンドラーの役割。

と聞いて衝撃でした。

犬さんは、ハンドラーのほんの少しの体の向きや手の動きも、よーく観ていて、何をしたら良いか考えて、ハンドラーの動きも予測している。と...。

えー😱 
その観察と予測は、本当はハンドラーがやるべきことじゃない⁈
愛犬が頑張ってくれていたなんて😢

よく動画で見るような、ハンドラーのキューでビシッと行動ができる犬さんは、犬さんの経験値による所ももちろんありますが、ハンドラーが、その時の犬の集中力やモチベーションをよーーーく観て判断できているからこそ、犬さんが成功できる。

ハンドラーが、失敗を未然に防ぎ、成功に導くことが超重要と。

「見る」じゃなくて「観る」なんですね。

犬さんは楽しく行動できればそれで良いんです♫

愛犬の行動がグダグダな時、
頭の中でぼーっと


「なんだか上手くいかないなぁ。」

「(愛犬と)もっと練習しないと〜〜。」

と考えているだけでしたが、

飼い主がまずエアで練習するべき。
私が変わらないとー。

って事に気づけました。


オビディエンスについては、

そんな不自然な行動の練習や習得はいらない。

とか

犬は犬らしい行動だけさせてあげた方が良いのでは。

と言う考えも共感できます。


怖いものも特に無いなら、毎日お散歩やおでかけで五感を満たし、家族の愛情をたっぷり受けて暮らすことが幸せなのかもなー。とも考えます。

我が家の愛犬は、頭を使うトレーニング遊びが大好きなので教えていただいて行っています。

気持ちが通う、共同作業をしているような感覚です。

もちろん、犬さんが楽しんでいることが最優先なので、

「またこれ⁈つまんないなぁ」
「オレ、もう疲れたんだが」

となる前に終わらせるように心がけてはいます。

自分の動作と意識を向ける場所、犬さんのコンディション全てに同時に気を配ることってすごく難しくて、なかなかうまく行かない😭
飼い主も良い脳トレになります...。

犬さんを変えるのではなく、自分が変わらねば。と身に染みて気づいた後のレッスンでは、『おいで』の練習で筋肉痛になりました。笑

トレーニングで初めて筋肉痛になった。

わかりやすい誘導を心がけているつもりでしたが、今までの私は犬任せな動作しかしていなかったんだな。と反省しました。

さて、この気づきと反省を生かして、どこまで犬さんに親切な飼い主ハンドラーになれるか!

昔ながらのトレーニング方法を採用している場所が多い地域に住んでいますが、このようなことを教えてくださるインストラクターさんが身近にいることに、ものすごく感謝しています。


犬の福祉を第一に考えて学び続けている方なので、この地域で活動してくださっていることがありがたいです😭

とにかく、愛犬が良い表情をしているかに1番意識を向けてがんばります。

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