弱さを見せることについて〜かっこいい生き方2
昨日、弱さを見せることにおいての記事を発信するつもりが、自分がネガティブに捉えてたことを本気で肯定されて自己変容した話をしてしまった(それはそれで書けてよかった)。
本題に戻ると、俺は「弱さを見せること」に関して、格闘家の平本蓮選手、アパレル経営者兼youtuberのRちゃんを尊敬している(他の方も教えていただきたい)。彼らに共通することは、弱さを世界に晒していること、さらにその弱さやそれに伴う人間くさい部分を含めての自分を、誇りに思ってるし自信を持っている。俺はそう彼らを捉えている。そして、その姿勢や生き方がカッコ良すぎる。俺はそこにとてつもない魅力を感じているのでそれについて紹介していこうと思う。
平本蓮という男を知っているだろうか。
sns、特にXでの暴れっぷりからネガティブな印象だけをもたれがちな人間でもある。まさにトラッシュトークの申し子のような存在で、平本蓮が出るRizinの会見は毎回次は何が起こるんだ?と期待が膨らんでしまう。
K-1というキックボクシングの格闘技団体で元々活躍していた選手で、そこからRIZINという格闘技団体(総合格闘技多めの団体)へ移籍した。俺はrizinに出場してから彼の存在を知ったが(アメリカ渡航後)、その時にはもう皆が知ってる今の平本蓮のスタイルだった。仕返しとか反撃怖くないのかな?と思う大御所的立ち位置の人にも容赦無く意見を主張したり、誰彼構わずユーモアを絡めて攻撃・からかう姿は衝撃的だった。「こわくないのかな」「もし負けたりした時めちゃくちゃ言われるだろうな」とか思ったりした。これは愚問だったわけだが。というかこんな生き方してる人見たことないからどんどん引き込まれて怖いけどめちゃくちゃみてしまう、しかも同年代で。平本好きな人はそういう人多いと思う。最初恐怖や嫌悪の感情があっても、本人の生き方や思想に惹かれていくのだと思う。あと考え方やこだわり、真摯に向き合う姿勢など非常にかっこいい、「弱さを見せること」、の記事なのでここでは控えるが。
k-1時代、rizinでのキックの試合(芦田戦)の試合後マイクやインタビューを見るとわかるが、非常に好青年で丁寧な回答をしている。これぞ爽やかな若い格闘家、と言わんばかりの姿で、今の姿とは似ても似つかない。ある動画で語っているのをみたのだが、「人生変えるなら覚悟決めてやるしかない、よし朝倉未来に喧嘩売ろう」その瞬間からあのモンスター平本になることを決意したのだと思われる。キックボクシングから総合格闘技に転向、口を出してくるあらゆるものに噛みついていた。総合格闘技初戦の萩原戦、2戦目の鈴木戦はどちらも勝てなかった。ただ、その負けた後、勢いは失われるどころかより凶暴になっていった。萩原がやますドミネーター聡に負けた後のyoutubeライブはさながらいつもの平本の様子で絶好調。「だからどうした」「次に賭けてるんだ俺は」「言いたいことは言う」そんな強い意志が伺えた。
さわやかなスポーツ少年のような平本、モンスター平本、どちらも平本の素の部分が出てると思うが、敵と見なすもの全てに火を放つあの平本のスタンスは相当な覚悟があったはずだ。嫌われること、言われのないことで騒がれる、誹謗中傷、全てを受け入れて飲み込んで、やってやるんだという意気込み。人生を賭けてるのがわかる。いじめられてた過去や学校に馴染めない過去、そういう自分のトラウマをむしろ逆手にとって、こういう経験があったからこそ、この苦しみがあったからこそ、今があるんだと。そんな生き方をしてる平本蓮選手は本当にカッコよく大好きだ。あまのじゃく、美しきドブネズミ!
UFCでチャンピオンになってくれ!!!
Rちゃんについては明日またnoteで発信します。