改善とは変えることなり（KAIZEN通信第93号）

今日は大野耐一氏の名言です。この方はトヨタ生産方式（TPS）の生みの親であり、トヨタのレジェンドです。

豊田喜一郎氏と比べてあまり世に知られていませんが、「⿁軍曹」と呼ばれ、徹底的な無駄の排除、生産性の向上により、三河の町工場から世界をリードする企業へと成⾧する礎を気づかれました。

今の豊田市があるのはこの方のお陰と言っても過言ではありません。

そんな大野耐一氏の名言ですが、やはり「改善」です。

100時間必要なものを99時間でやる。300万必要なものを299万でやる。そんな積み重ねが今のトヨタを作っています。

仕事の本質は「改善」です。仕事の目的は「生産性向上」ですが、それも「生産性を改善」していると言えます。

私たちの仕事では、前例踏襲、前任者のやり方をなぞって書類作成する、といったことが多いです。

でもそれは「仕事」ではなく「作業」なのかもしれません。作業を仕事にするためには「改善」が必要なのです。