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2025年最新版 ANA・FCAT対策

ANAグループで実施されるFCAT3次試験への対策用noteです。

※こちらは予想問題と対策方法を紹介するものとなっています。
(試験内容の漏洩は禁止されています)

ですが、国内外における様々な航空会社の情報を収集した上での紹介であり、一般的な試験形態であれば対応できる内容となっています。

またネット上にある情報でも年数が古いものが多く、情報に更新がかかっておりません。
最新と書かれたものも、過去に存在したnoteのコピペに順番変更を加えただけであり、情報に間違いがあることを確認済みです。

これから受験される方は、是非こちらを確認していただければと思います。


FCAT試験の流れ

FCATとは

そもそもFCATは、Flight Crew Assessment Testと呼ばれ、ANAグループにおける自社養成パイロット本選考に進むための資格となるようなものです。5段階で行われる試験を経て、合格者に対してのみ本選考への案内が行われます。

勘違いされやすいのですが、「FCATについてはその年の就活生でなければ受験できない」といった制限はありません。
つまり大学1年生や2年生であっても受験ができ、さらには過去に受けていても受験が可能というタイプなため、何度も挑戦できるという意味では早めに受験することをお勧めします。

各選考の流れ

  1. ES提出
    一次選考はESの提出です。ESといってもそこまで細かいものではなく、二つの質問に答えるものです。

    2024秋の時点では、
    1. あなたがパイロットを志望する理由は何か。
    2. あなたが人生で最も充実感を得たのはいつだったか。

    というような質問内容でした。
    それぞれ400字以内での回答を求められ、一次の提出は完了となります。

    ここで落ちることはほとんどなく、年齢等の制限に引っかかることがなければ全通とみて良さそうなくらいです。
    とはいっても内容は推敲し、完成度の高いものを提出するようにしておきましょう。

  2. 英語試験(GTEC for Business)
    二次選考は、英語能力試験です。GTEC for Businessの4技能試験をテストセンターで受けることになります。所要時間は90分程度です。

    なお服装については、私服で構いません。(英検やTOEIC等を実施するような一般的なテストセンターです。)

    こちらについては、公式サイトにて出題例が紹介されているため、事前に確認した上で受験に挑むようにしましょう。特にライティングなどは、形式の確認をしておくことを強くお勧めします。
    https://www.benesse.co.jp/gtec/general/company/sample.html

    ちなみにですが、問題の難易度は極めて高いと思います。英検で言うと、準一級よりは圧倒的に難しい印象です。
    ですが、二次選考突破に必要なスコアもそこまで高くなさそうな印象です。スコアが送付されないタイプの受験になるため、具体的な数字は不明ですが、体幹では9割型が通過しています。

    また英語試験については、条件をクリアすると免除が可能です。
    免除条件については、FCAT公式サイトで確認することができます。

  3. 適性検査・心理テスト
    第一の関門となるのはこの適性検査です。
    これもあくまで体感ですが、ここで5割ほどが落とされる印象です。

    ですが、対策をしておけば十分対応できるものでもあります。
    このnoteでは、この試験内容について高精度な予想に基づいて内容と対策をお伝えしていきます。

  4. グループワーク・面接
    今回の紹介はありません。

  5. 身体検査・能力検査
    今回の紹介はありません。


三次選考・適性検査

三次選考は、東京と大阪の二か所で実施されるようです。
最新の情報では、
東京:ANA Blue Base 
大阪

となっています。大阪については詳細不明ですが、ANA Blue BaseはANA施設となるため、服装はスーツをお勧めします。
特に制限があるわけではありませんが、9割型スーツとのことです。

では、実際の試験内容への対策を紹介していきます。

パイロットの適性検査では、基本的に以下の6つの能力が測られます。

  • マルチタスク

  • 俊敏力

  • 観察能力

  • 応用的計算能力

  • 空間認識能力

  • 制御能力

1. マルチタスク

こちらは、唯一英語で実施される可能性の高い試験となります。
試験内容は、画面に表示される三つのタスクを同時にこなしていくものです。

タスクは、図形の処理、簡単な計算、リスニングの三つです。
詳しく見ていきます、

①まず画面左側では、◯・□・⭐︎・♡・▶️などの5つの図形が表示されます。
この図形の中に必ず三角が含まれており、それが右を向いているか左を向いているかを選択する問題です。

②画面右上には、簡単な足し引きの計算問題と回答が表示されます。
全て2桁の数字で、4回の足し引きを行うようなものです。
計算の結果が、示されている回答と同じかどうかを選択します。
正しい・正しくないの二択です。

③画面右下では、聞こえてくる音声に対する処理を行います。
人の名前などの単語が5回読まれ、その中に重複があったかなかったかの二択を選択していきます。
John, Anna, Ken, John, Tomのように、ひたすら単語のみが流れ続けます。

難易度はそこまで高くなく、特に対策は不要かと思います。
試験イメージ自体は以下の動画のようなものです。

動画では、左側が滑走路を動かし、飛行機を着陸させる。
右上が計算、右下がアルファベットが正しい順番に並んでいるかを判断するものです。
計算自体はこれより難易度は高いと思われますが、他二つの作業は圧倒的に簡単です。

基本計算に意識をむけ、図形の判断は見たままで選択。
音声についても普通に聞いておけばわかるので、そこまで音声内容に集中する必要はありません。


2. 俊敏力

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