函館美術館 2024.4.27(土)~2024.7.4(木)生誕120年 長谷川潾二郎とその兄弟~越境する表現者たち~
長谷川潾二郎生誕の地、函館で、生誕120年を記念した展覧会が本日から開催されます。
常設展ですので、ぜひ気軽に足を運んでみてください。
長谷川潾二郎は男4人、女1人の5人兄弟の次男で、その4兄弟がとにかく個性的です。
長男の海太郎は、林不忘の名前で小説「丹下左膳」を、谷譲次名ではアメリカルポ「めりけんじゃっぷ」を世に出した大人気作家。
三男の濬(しゅん)は、戦時中は満州映画協会で働き、帰国後ロシア文学「偉大なる王」の翻訳を行い、自身もエッセイ、詩を執筆。「ドン・コサック合唱団」招聘にも関わる。
四男の四郎は、シベリア抑留生活を送り、帰国後小説「シベリヤ物語」を発表。翻訳、エッセイ、舞台と多才で「長谷川四郎全集」が刊行されている。
上記は本当にざっとした説明ですが、芸術面にものすごい才能を発揮した兄弟の作品世界が楽しめるようです。
▶長谷川潾二郎とその兄弟~越境する表現者たち~
▶函館美術館
▶2024.4.27(土)~2024.7.4(木)
▶一般260円、大学・高校生150円
※画像は函館美術館のHPをスクリーンショットしたものです