【野菜栽培で100万円】を稼ぎ出すためには!【市場性が良い・収穫期間が長い・美味・手間いらず】が最優先
野菜を作り、産直店に出荷し無人販売で売ってみて大誤算だったことがあります。というより、事前検討が疎かというか、未検討だったのが収穫と調整、袋詰めの必要時間です。野菜によって時間が掛かること掛かること。手間が思った以上に必要なのには降参してしまいした。今年からは手間が掛かってもそれに見合った値段で販売可能な野菜、調整が楽なものに絞り植付けしていきます。
今年の栽培メイン品種
1.スナップエンドウ
晩秋に播種、初夏採りとなりますが、美味で市場性があり。
2.カボチャ
ロロン(肉質がきめ細やかで上品で味がよい)
マロン(粉質で甘みが強く美味)
カンリー2号(粉粘質で肉質はキメ細やかで美味しい、保存性が良い)
※開花時期が梅雨に入りますが、夕方開花する花は分かりますので、降雨が予想され場合はビニール袋を掛けておくと、翌朝に授粉がほぼ可能です。ホットキャップで直播ができます。収穫が遅れても問題ないのがいいです。
3.モロッコインゲン
豆類の中では収穫調整が楽。春、秋採りとも栽培。
4.キュウリ
べと病にかかりやすので植付け回数を増やす、9月以降の高価格時期に出荷量を増やせるように植付けする
5.ピーマン
品種はエースのベル型。毎年植付けしていますが1個の重量があり収穫調整が楽。競合となるので値段は高く望めないですが価格は安定。
6.ナス
長ナス、庄屋大長品種。収穫・調整が楽。
7.丹波の黒豆
6月初旬播種。ほとんど枝豆で出荷。枝豆は10月初旬より3週間ぐらい収穫出荷可能。一部豆にしますが手間がかかる。農閑期の仕事にはよいかも。とにかく枝豆も黒大豆にしても味は最高級。
8.トマト
麗夏(サカタ)。肉質が堅めなためで裂果しにくい。
9.ダイコン・ニンジン
ダイコン、ニンジンとも地上部に余り出ない品種がよい。ダイコン、ニンジンとも地上部に出過ぎると凍害に遭いやすい。人参はまた頭部が汚れやすい。いずれもサカタのタネに地上部から出過ぎない品種があります。なお、人参の水不足は大きくならない、裂果につながるので水遣りが便利な場所で栽培。
10.中カブ
葉は切り落とすので枯れの心配がなく調整が楽。
11.ホウレン草・チンゲン菜・春菊
主に端境期、冬季の販売をメインに栽培。ビニールハウスで栽培。
12.九条葉ネギ
路地とビニールハウスで栽培(ハウスは冬季に出荷)
13.チンゲン菜、ホウレン草、コマツナ,シュンギク
路地とビニールハウスに植付け。特にチンゲン菜は2,3株で1袋になりますから調整が楽。冬季の稼ぎ柱となります。
14.サツマイモ
苗代が高いので今年は一部苗作りに挑戦。育苗電気マットを2月から使うので、サツマイモ苗作りに今年から挑戦。
15.のらぼうな
作りやすい「なばな」です。収穫、調整が楽です。
16,メロン・スイカ
今年から挑戦。管理が少し大変かも?
昨年試験販売(無人店舗)し絶好調でした。
その他の一般野菜は自家消費用と無人販売向けに栽培します。今年から作付けをしないものにキヌサヤがあります。収穫に手が掛かり過ぎます。まるさやインゲンも1日採り遅れればお化けみたいにでかく固くなります。これも今年から降参です。
小農でも会社経営と同じです。品目ごとに作業時間に対しての最低限の対価があるかどうか、見直しを進めていき、骨折り損のくたぶれ儲けにならないようにしたいです。