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【夏野菜の超促成栽培】を考える・野菜端境期をいかにつないでいくか‼

毎年のことであるが、夏野菜収穫までの端境期をいかに食いつないでいくか頭を悩ませる。

葉野菜は初冬に種まきしたホウレン草、コマツナ、チンゲン菜などの葉野菜が食べられ、また春先はアブラナ科の野菜のとう立ちした花芽が食べられるので助かる。極早生の葉つきタマネギ、エンドウ類、春ダイコン、ジャガイモなどで毎年、食いつないでいく。

そんな中、一番はやく収穫したいのが夏野菜である。夏野菜で一番はやく植付け収穫できるのがカボチャであろう。防寒さえしっかりすれば7月の始めごろ収穫できる。ツル性の野菜は特にトンネル栽培がしやすいこともある。

これまではカボチャのタネを黒マルチ後に直播し三角保温キャップを被せ、さらにビニールトンネルで覆う。播種した上には不織布を霜よけ用に掛けてやる。標高600m近い当地では5月10日くらいまで遅霜があるからである。

今年から川から黒っぽい石を持ち帰り種蒔きした周りに置いてやろうと思う。静岡の石垣イチゴは石垣に蓄積される熱を利用している。わずかな石ではどの程度保温効果があるか分からないがやってみるだけのことはあると思う。

つなぎ野菜は量的にはわずかなので、いかに早く作れるかいろいろ試してみるのも面白い。ビニールハウスではキュウリ、ジャガイモ、モロッコインゲンなど植え、遅霜や低温が予想される際は灯油ストーブを焚いていたが、一晩で4lの灯油代はバカにならない。今年から止め。温暖地がうらやましい。

写真のカボチャは「カンリー2号・自然農法国際研究センター」私が植えたカボチャでは一番低温に強い品種です。

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