みねた

映画評論家/VHSコレクター 人生3周しても見きれないぐらい世の中には沢山の映画や映像があって絶望もするけれど日々コツコツ作品に触れる事が何よりも大切。 サブスクに無い作品も多く紹介していきます。 映画を選ぶ際の手助けになれたら嬉しいですので、是非参考にしてみて下さい。

みねた

映画評論家/VHSコレクター 人生3周しても見きれないぐらい世の中には沢山の映画や映像があって絶望もするけれど日々コツコツ作品に触れる事が何よりも大切。 サブスクに無い作品も多く紹介していきます。 映画を選ぶ際の手助けになれたら嬉しいですので、是非参考にしてみて下さい。

最近の記事

『キラーコンドーム』(1996)

コンドームがモンスター化するドイツのホラーSF B級映画。 あらすじ 舞台はニューヨーク。32センチメートルにもおよぶ巨根を持つゲイの刑事ルイージ・マカロニ(ザメール)は、コンドームがペニスを食うという奇妙な事件の調査のためにホテルへ向かう。ホテルでは以前に関係を持った男性ボブ(レオナルド)につけ回されるが、そこで若い美形の男娼ビリー(マルク)と出会い、意気投合する。しかし、部屋に入って事におよぼうと服を脱いだところ、件のコンドームに片方の睾丸を食いちぎられてしまう。 睾丸

    • 『デモンズ2』(1986)

      80年代に公開されカルト的人気を誇る。 悪魔とゾンビが融合した「デモンズ」が大暴れするホラー映画。 前作『デモンズ』の記事。 前回の舞台は映画館であったが2作目では高級マンションが舞台となる。 マンションの10階に住むサリーは16歳の誕生日パーティーを開催していた。 しかし、洋服に納得がいかずイライラしていたサリーは奥の部屋で1人テレビを見ていた。 テレビの内容は1作目で映画館から広がってしまったデモンズを扱った番組で、サリーはこの番組に夢中になっていた。 すると、テレビ

      • 『ザフライ2』(1989)

        『ザフライ』の続編。 『ザフライ』の記事↓ ヴェロニカが妊娠していた子供を 出産するシーンから始まる。 壮絶な分娩のすえヴェロニカは死んでしまう。 そうして生まれたマーティンは研究施設で育てられることになるが、マーティンの成長は早く5歳にして成人男性の体型になっていた。 知能もかなり高く父親譲りであった。 ある日隔離施設から抜け出し、行ってはいけないと言われていた場所に行くと、父が開発した「テレポッド」の研究が行われており、犬をテレポートする実験を目の当たりにするが失敗に終

        • 『デモンズ』(1985)

          イタリアのスプラッター映画。 ある日、地下鉄を利用していた大学生のシェリルが仮面を付けた謎の男に映画館のチケットを渡された。メトロポールという映画館に導かれたシェリルと友人は疑いながらも席へと座る。 館内には数十人の客がいて、謎の映画が上映され始める。内容というのが若者たちがノストラダムスの墓から見つけた予言の書と仮面を悪ふざけで付けてしまい、付けた者がデモンズの召使となりゾンビ化してまうというものであった。 一方映画を見ていた1人が映画館入り口に飾ってあった仮面をふざけて

          『スペースバンパイア』(1985)

          『悪魔のいけにえ』シリーズ、『ポルターガイスト』などを手掛けたトビーフーパー監督による、ホラーSF映画。 約70年に1度地球に接近するハレー彗星の中に、謎の宇宙船を発見した。調査員が船内を探索すると生命機能を停止している人間の形をした生物が安置されていた。サンプルの為に宇宙船へ持ち帰るが、調査員が相次いで謎の死を遂げる。 そして、調査員たちが乗る宇宙船は等々地球からの通信に応答しなくなってしまった。 調査員の安否を確認するために地球から新たに宇宙船が飛び立つ。宇宙に着くと浮

          『スペースバンパイア』(1985)

          『悪魔のゾンビ天国』(1989)

          悪魔の毒々モンスターなどで知られる、「トロマ社」制作作品。 メリーランドの田舎道を走るジープには、全人類を絶滅させてしまうほどに強力な放射性物質が入ったドラム缶が乗せられていた。 運転していた軍人がよそ見をした際にジープが大きく揺れドラム缶が道の脇へと転がって行ってしまい、慌てて軍人はドラム缶を追って行ったがその先には銃を構えた住民がいて、軍人は驚いてドラム缶をその場に残して逃げてしまった。 一方、酒造りをしていたある家族がこのドラム缶に目を付けて、放射性物質が入ったまま

          『悪魔のゾンビ天国』(1989)

          『学校の怪談4』(1999)

          監督は1、2作目に続き平山秀幸監督。 お盆の時期、夏休みで海辺の町にやってきた兄妹はある噂話しを聞いた。この町には昔津波で沈んでしまった学校があり、そこでかくれんぼをしていた4人の生徒が犠牲となり、その生徒がお盆の時期になると海に現れるというものだった。 この話を皮切りに、町では次々と子供達が姿を消すという事件が発生する。 とうとう、都会からやってきた兄妹にも恐怖が襲いかかろうとしていた......。 シリーズ最後となる本作品は今までのシリーズで描かれたコミカルさはほとん

          『学校の怪談4』(1999)

          『学校の怪談3』(1997)

          1作、2作目に変わり監督は金子修介監督。 ある小学校では20年前に亡くなったタイチの幽霊が取り憑いている古い鏡があると噂されていた。 運動会の放課後に八橋先生は図工室で噂の鏡を発見してしまい、何も知らずに鏡を掛けてしまう。 この一連の出来事を目撃した生徒、繭子と茜は噂の真相を突き止める為にさらに良と真琴を誘い4人で夜校舎に集まる約束をした。 それぞれ約束の場所に集まるが先に来ていたはずの繭子の姿がなく、学校の中から悲鳴が聞こえてきた。慌てた3人は急いで学校の中に入っていくが

          『学校の怪談3』(1997)

          『悪魔の沼』(1976)

          『悪魔のいけにえ』のトビーフーパー監督作品。 1930年代にテキサス州で行った殺人事件を元に制作されたホラー映画。 リビーウッドという小さな宿が舞台で、 この宿の敷地にある沼にはワニが飼われていた。 ある日、ミスハッティ(売春宿)をクビになったクララは宿を追い出され途方に暮れていると、リビーウッドに辿りついた。薄気味悪い雰囲気が漂ようこの宿の管理人ジャッドはクララにいきなり襲い掛かりクワで滅多刺しにして殺害してしまうと、死体を敷地の沼に投げ込みワニの餌にしてしまう。 そん

          『悪魔の沼』(1976)

          『ゲロゾイド』(1988)

          イタリアのアンドレアス・マーフォリ監督作品。 日本向けに公開されてる(ビデオ化、サブスク)のはおそらくこの作品だけ。 ベネチアからアルプスに旅行の途中トニーとシンディーは何かに怯え、助けを求める女性を発見して近くの町まで送っていくことになる。 町に着くが、人の気配はなく気味が悪い。 すると、バイクでやってきた怪奇小説家と名乗る謎の男が現れたと同時に女性は怯えたように走り去ってしまう。 この町は悪霊が取り憑かれているから気をつけろと言い男は気味の悪い話をし始めた。 トニーと

          『ゲロゾイド』(1988)

          『悪魔のいけにえ』(1974)

          監督は『ポルターガイスト』などを手掛けた、トビー•フーパー。 ホラー映画界で有名な人間の皮膚で作ったマスクを被り、チェーンソーを振り回す「レザーフェイス」が登場する作品。 当時低予算で制作された本作品は全世界でカルト的な人気を誇ったが、あまりの過激な表現により上映が中止になった国が続出した。 テキサス州で墓を荒らし、遺体の皮膚を穿いだり 遺体でアート作品を制作したりと奇妙な事件が起きる。 そんな中テキサス州に帰郷してきた、男女5人は現在は空き家になっている実家に向かった。

          『悪魔のいけにえ』(1974)

          『死霊のはらわた』(2013)

          スパイダーマンシリーズなどで知られる、サムライミ監督による1981年公開『死霊のはらわた』のリブート作品。 ミアの薬物治療のため山小屋に訪れたミアの兄を含む若者達が、山小屋に地下室を見つける。 地下室は異様な臭いを放っていて、その原因を突き止めるために地下室を探索するとそこには大量の動物の死骸が吊るされていて、そばには鎖で封印された謎の書物があった。 その書物は「死者の書」で、その封印を解いてしまった一同に最悪な事態が降りかかってくる......。 言わずと知れた有名な作

          『死霊のはらわた』(2013)

          『学校の怪談2』(1996)

          監督は1作目に引き続き平山秀幸監督。 田舎の学校が舞台で、塾の合宿で東京から来た少年少女と現地の少年がメインで物語が進んでいく。 この学校では、4月4日の4時44分に何かが起きると噂があった。 そんな中、合宿中に肝試しが行われて各自準備に取り掛かっていたが、1人の少年が学校の時計台に進入して歯車に靴を落としてしまい、靴が歯車に引っかかって時計が止まってしまった。 時計はちょうど4時44分で止まり、この学校では不可思議な現象が起こり始める......。 前作をさらにパワーア

          『学校の怪談2』(1996)

          『バナナ•スプリッツ・ホラー』(2019)

          「もふもふのクソ野郎!」による着ぐるみロボ殺人ホラー映画。 4人の動物をイメージしたキャラクターが登場する人気子供番組「バナナスプリッツ」の撮影見学チケットを手に入れ、会場に向かうハリーとその家族はショーを楽しんでいた。 この着ぐるみを着たキャラクターは実はプログラミングされたロボットで、プログラミングのアップデートをしていたが、何かしらのエラーが出ていた。 一方番組の裏側では、「バナナスプリッツ」の番組打ち切りが告げられていた。 ショーは無事に終了して、「バナナスプ

          『バナナ•スプリッツ・ホラー』(2019)

          『学校の怪談』(1995)

          監督は『閉鎖病棟』、『愛を乞うひと』でアカデミー賞を受賞した平山秀幸監督。 原作は常光徹の小説『学校の怪談シリーズ』。 日本各地の小学校から集めた怪談を元に作られた児童向け小説。ただ本作は名前を借りているだけでほとんどオリジナル作品だ。 ある小学校で、絶対に入っては行けないと言われている旧校舎があった。 ある日、下校中に忘れ物を思い出したミカは姉に一緒に来て欲しいと伝えたが断り先に帰ってしまう。ミカは1人で学校に戻り教室から忘れ物を取り帰ろうとしたが、サッカーボールが跳ねて

          『学校の怪談』(1995)

          『ヴィデオドローム』(1983)

          監督脚本は前回紹介した映画『ザフライ』のデヴィッド・クローネンバーグ。 当時は大ゴケだった映画だが、後にビデオ化されカルト的な人気を得た。 ケーブルテレビ局の社長マックスは、自身の局で流すために最も暴力的で過激な映像を求めていた。 そんな中、電波を不正に盗み「ヴィデオドローム」という番組に辿りつく。が、その内容というのは演技ではなく本当に殺人や拷問を行うといった物であった。真相を掴むためマックスは「ヴィデオドローム」の鍵を握る教授に会いに行く。 どこか遠くで放送されていると

          『ヴィデオドローム』(1983)