もう一度、前を向けますように
職場に、就活中のバイトの子がいる。
その子の友達が、憧れの仕事に就くために、すごくがんばっていたのだと。
でも、あえなく不採用。諦めて別の就職先を探さなくてはならないそうだ。
では、自分は一体どんな就活だったかと振り返ってみた。
たしか、あの時一番なりたかった書店員の募集があった時、志望動機が書けなくて諦めたはずだ。
挑戦すらしていなかった。
その頃は逃げてばかりいて、何も努力してこなかったことに気づいた。
だから、多分その子は今とても悲しいだろうけど、夢を叶えるために努力したことは必ずその子の糧になると思う。
挑戦しなかった私よりも、挑戦したその子の方が、ずっとずっと素晴らしい。
どうかその子が、もう一度前を向いて、新たな道を見つけられますように。