⑦季語 春寒(しゅんかん)
先週末はあったかかったのに
今日も雪がちらちら舞っている
宮城県です!(^^)!
私は長く俳句をしてきましたが
未だに知らない季語が
たくさんあります。
せっかく春が近づいてきたので
初心に帰り季語を勉強しようかなと
思いつきました。
一人でぺらぺら歳時記を
めくっていても
三日坊主になりそうなので
noteに書き留めさせて頂きます(^▽^;)
えーっと、
季語「春寒し」「春寒(しゅんかん)」
春だというのにまだ寒い。
少し人の心に焦りのようなものも
生まれる。
前に進みたいのだか、
なかなか進展してくれないような、
そんな寒さである。
(現代歳時記 1997年発行
成星出版より)
確かに少しずつ日の出が
早くなってきて
日差しは明るいのに
気温は寒い…
そんな時ってやはり焦燥感が
ありますよね。
冬の間は寒いからを理由に
サボってられたけど
暦が春になってしまうと
「やばい、なんかしなきゃ」って
気持ちになります。
私だけじゃなくてよかった(^O^)
私の師、故金子兜太先生の
俳句をご紹介します。
春寒の老僧ちぢみやまぬかな
金子兜太
昨日、2月20日は兜太先生の命日です。
兜太忌でしたね。
お亡くなりになってから
5年になります。
俳句だけじゃなく
生き方に迷う時には
先生の「俳諧自由」という
大事な言葉を
思い出します(*^-^*)
春寒や会話は少し膨らんだ
by 佐藤詠子