見出し画像

絞って ✕ 縛って ✕ エンペラータイム

今回は、なるべく早めに結果を出したい人向けの【秘奥義】を伝授したいと思う。

これは、アニメHUNTER×HUNTERで登場するキャラクター、クラピカが使用する技からヒントを得たもので、、

その技というのがコレ↓

絶対時間(エンペラータイム!)

中二病感満載の技「エンペラータイム」が、どんな技なのかをポケモンで例えると、火タイプ・水タイプ・草タイプすべてのタイプの技が使い放題で、どの技も超強力!みたいな感じ。ただし、時間制限あるけど。

このクラピカというキャラは、ある盗賊グループ(幻影旅団)を復讐のために追っているわけだ。

チートスキルである「エンペラータイム」の前に、幻影旅団イチの力自慢でであった「ウボォーギン」をボコボコにして倒してしまうのだ。

クラピカのチートスキルがウボォーギンの心臓を一刺し!

ただ、このチートスキル「エンペラータイム」が強力なのは、理由がある。

それが、「制約(セイヤク)」と「誓約(セイヤク)」というもの。

クラピカは、チートスキルを得るために、自らにとんでもない「縛りプレイ」をかましたわけである。

それが、

制約 → 幻影旅団にしか使えないという技にする
誓約 → 幻影旅団以外に技を使用したら、自分が死ぬ

という縛りを自らに架したのだ。

こういったセイヤクで自分を「縛る」ことで、チートスキルを得ることができたということ。

で、このクラピカの縛りプレイが、人生にも大いに活かせると感じたので、今回このnoteを書いているというわけだ。特に、「結果を短期間で得たい」という場合は有効に思う。

何かしらの結果を得るためには、まず「目的」を定め、その目的を達成するための「行動」が必須となる。

そこで、クラピカの縛りプレイを利用してみるのだ。

目的 → 絞る(幻影旅団を倒すため)
行動 → 縛る(幻影旅団以外には使えない)

という感じ。

つまり、目的を「絞り」、行動を「縛る」ことで、結果を得るまでの時間を短縮できるのだ。

なぜ短縮できるのかと言えば、

目的を絞ることによって迷いが無くなり、行動を縛る(制限する)ことによって、余計なエネルギー消費を抑えることができるからだ。

つまるところ、クラピカの縛りプレイが意味するものとは、

「エネルギーの集約」である。


クラピカは復讐心に燃えていた。とはいえ、闇雲に幻影旅団に突っ込んでしまっても負けてしまう。なので、復讐して幻影旅団を滅ぼすために絶対的な「力」が必要だったのだ。

そこで、自らに「縛りプレイ」を架し、復讐心を「爆発的なエネルギー源」として集約したというわけである。

目的は、絞れば絞るほど迷わなくなる。
行動は、縛れば縛るほど一つの行動に集中できる。


例えば、
東京に行くっていう目的よりも、

東京の新宿区の歌舞伎町に行くっていう目的のほうが迷わずに済む。


東京に公共交通機関を使って行くっていう行動よりも、

東京駅に新幹線で行って、降りてから山手線に乗って、新宿駅に行って歌舞伎町に行くと詳細に行動を決めたほうが移動に集中できる。

ようは、具体的・詳細に「目的とやるべき行動」を決めることで迷わなくなり、結果にたどり着くまでのスピードを加速させることができるわけだ。

では、逆を考えてみるとどうだろうか?

目的 → 絞らない、好きなように進む
行動 → 縛らない、思い立った行動をする

みたいな感じ。

もちろん、上記のような戦略でも何かしらの結果は出るはず。だけど、おそらく時間はかかりそうだなというのは多くの人が想像できると思う。

つまり、最初に紹介した「絞って・縛って行動する」という戦略は、「短期的な戦略」であり、

逆に「目的も絞らない・行動も縛らない」という戦略は、「長期的な戦略」と言える。


どちらが良い悪いというものは無い。人によって、合う合わないというのもあるし、人生のステージによっても変わってくるはずだからだ。

若い人にとっては、できるだけ短期的な結果が欲しい!という欲求が高い人が多いだろうから、ちょっとくらい苦しくても自分に「縛りプレイ」をかまして成功体験を得るのもいいかもしれない。


だけど、年齢が上がって家庭を持っているという場合は、縛りプレイをするのはちょっと難しいので、結果を急がず、長期的な戦略で努力を積み重ねる方がいいかもしれない。

そういった「戦略の違い」を理解しないまま、回りが言っているから〜という理由で自分に合わない戦略を採用してしまうと、地獄を見るはめになってしまう。


「短期的な戦略」はスグに結果が得られるかもしれないが、自分の感情を押し殺して行動する必要も出てくる。なぜなら「行動を縛っているから」。

「長期的な戦略」はスグには結果が得られないかもしれないが、自分の感情に正直に行動できる。なぜなら「行動を縛っていないから」。

僕みたいな「感情優位」タイプは、短期的な戦略は向いていない。結果は度外視で、基本的に自分の感情を優先して行動している。


前に自分の感情を押し殺して稼ぐために短期的な行動をやってみたときもあったけど、メンタルやられたのでやめた。

逆に、すべてをロジカルに考え、感情を横に置いて行動できるタイプであれば、エンペラータイムはもってこいの戦略と言える。

さて、あなたはどっちだろうか?

A:ロジカルに考え、感情を脇に置いておけるタイプで、負荷は高いけどスグに結果を得たいなら「絞り&縛り戦略」を。


B:内向的な性格で感情優位なタイプで、負荷は軽くてスグに結果は出ないけど気ままに行動したいなら「フルースタイル戦略」を。

おわり。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?