【職人の魂が導く鳴門金時ポテレット】
2018年。
瀬戸内7県から109個もの素晴らしい菓子・スイーツがエントリーした
瀬戸内おみやげコンクール優秀賞受賞。
その後、JAL国内線ファーストクラスのお茶菓子に採用。
徳島を代表するさつまいもブランド鳴門金時100%使用
鳴門金時ポテレット
なぜ、このような功績を残すことができ、今も圧倒的な支持がされ続けるのか?
その理由は、非常に簡単で
これまで1度も語ってこなかった真実。
2018年の最優秀賞よりも格段な進化を続ける、選ばれるべくして選ばれた、ポテレットのおいしさの秘密を少しだけご紹介します。
それには、このお菓子が生まれたきっかけになった存在がとても大きいです。
今から33年前の1990年。
当社が4つの店舗を構えたタイミングで、菓子工房が新設されました。
その時の記念商品として誕生したのが、窯焼き鳴門ポテトでした。
鳴門金時の洋菓子なんて当時は出回っておらず、多くのお客様に喜んでいただけましたが、おいしさを追求するイルローザとしては、問題が・・・。
スイートポテトを包むと、オーブンの火に芋が直接当たりづらく、香ばしさが全面に出せない!!
この問題を追求して、3年。
満を持して生まれたのが、
元祖:鳴門金時ポテレット
リリース後、すぐに人気大爆発。
瞬く間に、イルローザの看板商品になりました。
定番として作り続ける中、ヒット商品とは言え、進化させるため、あることに気づきます。
それはパイ生地「食感」の限界。
本当にパイ生地がふさわしいのか?
そういう疑問に辿り着きました。
でも、やめないよね???
これだけの人気商品を変えるのは、
あまりにもリスクが高いことです。
実際これを書いている平成7年生まれの社員の私もポテレットと言えばパイの記憶が非常に強く、「パイ生地のポテレットに戻してくれい!」という声はお客様や社内から未だに続いています。
それでも、変えました。
いえ、変えねばなりませんでした。
この課題に気付いたきっかけ。
スイートポテト・パイ生地
これらを作る素材・工程を常に見直しクオリティを上げてきた
努力の結晶で初めて見えた課題でした。
「やらないわけにはいかない」
「職人の想いを未来に繋げる」
土台レシピは開発されました。
徳島の素晴らしいさつまいも鳴門金時を
全面に活かしたスイートポテト。
それを全力で受け止めた
1つの結論が・・・・
「サブレ」でした。
サブレも基本、焼き立てがおいしいですが、このサブレは逆です。
時間が経てば経つほど、旨味が増す。
その秘密は、スイートポテトの芋の水分が
土台のサブレに香りが浸透するのを逆算した…
究極レシピ。
味見した瞬間。
未だかつてない鳴門金時の一体感!
「こりゃすごいのができたかもしれん」
過去を超越した、お菓子ができました。
芋を入れすぎると、サブレがうまく焼けない。
芋を加える比率
火にかける時間
サブレと同化するスイートポテトの調整
想像を絶する程の困難な改良でした。
「責任の重い大変な改良だったよ」
と当時を語ります。
パイは添え物でしたが、現行ポテレットは、サブレもスイートポテトもどちらも主役です。
2016年3月。
何十年と時を超え、受け継がれた職人の想いがポテレットを今のものに導きました。
2018年
瀬戸内おみやげコンクール優秀賞受賞
選ばれるべくして選ばれたというのが適切です。
ですがイルローザに終わりはありません。
昨年、さらに進化しました。
そのお知らせも一切してません。
サイレント進化。
しっとり食感の蒸し芋と香ばしい焼き芋の
2種をブレンドして、こだわったポテレットが、
とある鳴門金時のメーカーさんとの運命的な出会いを交わします。
そのこだわりを聞いて、素材をじっくり味わうと・・・
ああ、ポテレットもっとおいしくなるわと確信。
33年間幾度とない失敗と挑戦を繰り返して、進化してきたポテレット。
これまで1度も語ってこなかった真実は、
社員全員が1つの事に集中して”語れなかった”というのが正しいです。
「販売後も完成しない」
その時々のベストを常に出し切る魂の籠ったお菓子だから、販売後もおいしさが増す。
イルローザ最大の特徴ですが、ポテレットは特にその部分が強いです。
瀬戸内7県、109個のお菓子・スイーツ部門
瀬戸内おみやげコンクール優秀賞受賞。
選ばれるべくして、選ばれた2018年よりも
更に進化した鳴門金時ポテレットの一体感。
徳島を代表する奇跡のお芋のお菓子をいつもよりじっくり舌で味わってみてください。