11月までの死者数データ

2012/1~2022/11の各月の死者数を以下に示します(2022/9~11は若干の補正
あり)。今年の2、3、8~11月は傾向より逸脱して多く見えます(特に2、3、8月)。

各月ごとの年数と死者数の関係を以下に示します。

各月ごとの死者数差分(死者数-近似式のxに年数を代入した値)の推移を以下に示します。

上記の差分を2012/1~2022/11の範囲で横一列に並べた図を以下に示します。2020年は差分がマイナスに大きく、2022年は差分がプラスに大きく振れています。最近騒がれている2022年の死者超過は2020年のマイナスの反動とも言えます。ですが、11月の時点ですでに2022年のプラスは2020年のマイナスを上回っており、さらに12月もかなりの死者超過のようであり、2020年の反動だけでは説明がつきません。
まあ、十年スケールで引いた一次直線だけを基準にしているので、私が言っている内容はかなり大雑把な議論であり見落としている部分もかなりあるかと思います。ですが、前年比死者増だけで完結した議論ばかりしていてもこれ以上進展がない気がします。

次に2001/1~2022/11の範囲で各月ごとの年数と死者数の関係を以下に示します。

次に各月ごとの死者数差分の推移を以下に示します。

上記の差分を2001/1~2022/11の範囲で横一列に並べた図を以下に示します。2012/1~2022/11の範囲で見たときと同様に、2020年は差分がマイナスに、2022年はプラスに大きく振れていることが確認できます。約20年のスケールで見て、差分が最もマイナスに振れた年は2020年、最もプラスに振れた年は2022年、次に2011年であることがわかりました。

一次直線のみから考察することには限界もあると思います。医療機関が出している超過死亡の計算方法を学ばなければいけないのでしょうが、自分はまったく理解していません。個人的にはそれほど難しい計算方法を用いる必要があるのだろうかと疑問に思っているところもあります。高齢者の総数推移も見ていく必要があるのでしょうが、面倒なのでやらないかもしれません。

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