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修学旅行アップデート

今年度の探究学習の柱の一つ修学旅行。
毎年の行事ゆえに前例踏襲、
これだけはいけないと思い昨年度から議論を重ねてきました。

学校としても大事にしたい要素がある。
議論の過程でそれが平和ということがみえてきた。
この要素を欠かすことなくアップデートをした。

どんな文化があるのか、そんな地域探究。
どんな環境課題があるのか、そんな環境教育。

平和、環境、地域の三本柱で
プログラムを構成した。

いろいろやりたいことがあってもネックは予算。
さすがにこればかりは前例踏襲。
越えられないラインがある。
削るところは切って、付け加えるところは足す。
そんなスタンスでプログラムを作った。

もちろんあらかじめ生徒から気になることや
学びたいことを授業を通して聞き、
教員にそれをもとにやれることを考えてもらった。

普段の授業と修学旅行の関連付けも見える化した。
ESDカレンダーを作成した。
その分、全体での事前学習は減らした。
これについては良し悪しがある。

とにかく教員が楽しく学ぶ、
そんな雰囲気を前面に出したと思う。
ちょっとしたサプライズもできた。

まだ、プロセスは然り、
より生徒が主体的に学んでいくための改善点は多い。

そして前例踏襲をやめると
教員の動きも変わるので事務的な準備も出る。

いろいろとすべきことが増えたが、
いま一度学校行事を見直し、意義は何かを考え
学びのためにどう再構築するか、
考えみてはいかがだろうか。

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