着地狩り展開のとき考えること
水無灯里です。
発売六年目に差し掛かろうとしていますが、ようやく着地狩り展開のとき何を意識すればいいか分かった気がするので言語化していきます。
マジでそこまで大したことを言いません。この記事を読んで「当たり前だよ!」って思った方は「当たり前だよ!」って思っといてください。フィットレを例に解説していきます。
①相手の選択肢を理解する
空N空上で相手を飛ばしたとします。
この時に相手の選択肢は、ジャンプ、回避、暴れ、があります。これをどこのタイミングでするかしないかになります。ジャンプ早めに切るか切らないか、急降下回避ですぐ着地するかしないか、逆に何もしないで着地するかしないか……とかです。結構色んな選択肢がありますが、ざっくりと「ジャンプ、回避、暴れ」ぐらいの認識を持っておいてください。
②色んな選択肢をカバーするためには
結論から先に言うと、この色んな選択肢をカバーするためには「相手の真下に常にいるようにする」です。
着地狩り展開なのでいつか相手は着地しないといけません。詳しく言えば、空中にいる状態から地上にいる状態にしないといけません。それで、空中ってそこまで自由に横移動をできません。つまり空中から地上に足を付けるにはほぼほぼ真下の地面に足を付けなきゃいけません。
そこでこっちはずっと真下に位置取るだけで相手が何をしようと着地狩りが成功できるかもしれない、という状況に持っていけます。真下にいるだけでとりあえず読み合いが発生させることができる。
③選択肢を狭めて狩る
真下にいればある程度行動をカバーできるのですが、それだけでは相手側の選択肢が多すぎます。選択肢を切る切らない、ディレイかけるかけないで無数です。ここで空中にいる相手に大J空上を当てようとしても、何もしないor暴れの拓には勝てますが、ジャンプor回避の拓には負けます。ジャンプの拓を潰したいなら二段ジャンプ空上とかもうちょっと難しいことしたいけど、そうすると回避or暴れor何もしないに対して回答ができなくなってしまいます。
ですがこれを全体的に解決できる拓があります。それが「空上急降下」です。
SJか大Jを押してから空上して急降下、の動きです。空上は相手に当てられるように打ちます。この動きは暴れや何もしないという拓には勝てて、回避にはダブルマークナルになる、ジャンプには空上がスカりますがこっちは空上打った後すぐ地上で立ち回れるので真下にいる展開(つまり着地狩り展開)がもう一回できます。
そして、ジャンプが無くなった着地展開はめっちゃ最高です。上方向への移動方法が無くなるので、相手はほぼ真下に落下せざるを得ません。なので空上がばこばこ当て放題みたいな状況になります。
空上も打つのですが、この時に僕がやる動きが「スカしジャンプ」です。相手がまだ高めにいる状態でジャンプを見せて、びびった相手が出しちゃった回避を狩る動きです。回避なら横スマとかデカめの技を当てられるチャンスになるし、それ以外ならDAとかでの着地狩りが間に合う。(高めにいる相手になら普通に大J空上急降下打ってもいいかもです。暴れor何もしないなら回避ならダブルマークナルが多分間に合う。書いてて感じたけど展開維持意識するならこっちの方がいいかも?)
おわりに
と、こんな感じです。
簡単にまとめると、「相手の真下を常に陣取る→SJ空上急降下が当てられる距離になったらそれを打つ→成功したらもう一回」って感じです。
結構色々書いてみましたが、実戦を考えるとこんなに上手くいくことはなかなか無いです。どっかで妥協横Bしちゃったりどっかでミスったりしちゃいます。相手キャラによっても変わりますね、多段ジャンプとか空中軌道とかディレイかけれる技とか。むむむ、まだまだ難しい。
とはいえ着地展開は相手の拓が狭まっている状態なので詰め切れるポイントは存在すると思います。相手の拓は何があってどうやって選択肢を狭めることができるのか。まだまだ道は長そう。