ストランドビーストという持続可能性
こんにちはカンカンです!今回は先日行ってきたテオヤンセン展の感想を書いていきます。
ストランドビーストとは
テオヤンセンさんはオランダの作家です。代表作は「ストランドビースト」シリーズです。ストランドビーストとは、プラスチックチューブなどホームセンターで買えるような素材を使い、風を動力に動く"生き物"です。
オランダの海面上昇問題に対して砂浜で歩く生き物を産むことで解決の糸口にしようと制作を始めたそうです。
ストランドビーストの印象
ストランドビーストを見た印象は神秘さと怖さです。
無機質なものが生き物のように動く様子がものに命が宿ったようで美しく、神秘的でした。
生き物のように動いていても動きから意思を感じられないところから怖さを感じました。
自然の持つ美しさ
印象に残ったのは設計図がないことです。ただ機能性を追求しているだけとヤンセンさんは仰っていました。それでいてこの幾何学的な美しさを持つのかと思いました。
改めて自然は美しく、合理的なんだなと思いました。
ストランドビーストから考える持続可能性
地球という動力とメンテナンスがあれば半永久的に生き続けるということ、そして作り方を公開することでヤンセンさんが亡き後も生まれ続ける可能性があることから持続可能性を感じました。
「より環境に良いものを」と新たなものを作るために資源を使うのと、型は古くても今あるものを使い続けるのはどちらがよりエコなのだろうと考えました。