元気にさせられる映画作品3選
『ホリディ The Holiday』
失恋した女性二人がアメリカLAとイギリスロンドン郊外のサリー州、クリスマス限定の家と車の交換。
それぞれの土地での出会い。そして、不器用ながらもそれぞれ・・・
ありきたりな恋愛映画?とも思いながらも、どこか新鮮で且つ発想の展開が独特で面白い。
キャストも個性的でそれもそれでストーリーをもり立てていて良い。
そして、いろいろと考えさせられしまう。
例えば、
・傷心ながらも環境を変え、前を向いている女性の強さを感じてしまった。
・恋愛はお互いが、誠心誠意向き合って、思いあっていかなければと考えさせられてしまう。
・こんな毎日が新鮮で独創的な休暇が取れたら、出会いもあるだろうし、良い意味で人生変わるだろうきっと。
昔、自分もこんなデートしたなぁ~と思い出してしまったりしたが(どのデートか?ということだったらノーコメントということで)、何だか元気にさせられた作品でした。
また、心が落ち込んだ時に元気をもらうために見たいと思う。
『ラブ・アクチュアリー Love actually』
イギリスロンドンを舞台に9人の視点で、描かれている恋模様。
クリスマス5週間前から不器用な恋・人間模様が繰り広げられているというわけで・・・
そして、「縁は異なもの」といった登場人物同士のつながりもあり、恋?人生?にワンチャン?どんでん返しもあり、そのバタバタ感が感動を誘う。
この作品も、独創的な発想且ついろいろと凝っていて、それが物語を盛り立てていた。
さらには音楽のチョイスも最高だった。(音楽のサントラを買ったくらい。)
また、この作品もいろいろと考えさせられてしまう。
例えば
・恋は、好きだったらとにかく「行動あるのみ」
・好きだったら諦めない(この場合GIVE UPという意味)。
・恋は障害がつきもの、それを二人でどう乗り越えるか?乗り越えることが長く深く愛するコツ!
・世の中には、愛や幸せで包まれているものだ。
・守るべき時には、あえて戦う。
などなど
世の中もこの映画のように、愛と幸せに包まれていたらどんなに良いのだろうなと思わされてしまう。
まずは、勇気をもって心を開いて、その一歩を踏み出さなければと思わされる作品でした。
この作品も、心が落ち込んだ時に勇気をチャージするために見たいと思う。
『エリザベスタウン ELIZABETH TOWN』
有名シューズメーカーのデザイナーとして働いていた主人公ドリュー・ベイラー。
自分の作った靴が大外れし、会社の大損害を与え、失職さらには恋人とも破局を迎えてしまう。
失意のドン底にあったドリューの元に、父親の訃報が届く。
田舎ならではなのか、そのエリザベスタウンがそうなのか?映画の世界観がそうなのか?個性的な人々との交流が、とにかく暖かい。
それに亡き父が、多くの人たちを愛し、愛されていたというのも感じてしまう。
しかもセリフの殆どが哲学的で、奥が深い。(主にヒロインのクレア キルスティン・ダンスト演)
聞いたらわかりづらいというのもあるのかもしれないが、自分としては、言葉に心が込められていて、自らの心にズンとくるものがほとんどであった。
そして恋の落ちるまでの過程が、お互い不器用でぎこちないのだが、それもそれで映画のストーリーを盛り立てていて、いい味出していたと思う。
最後の仕掛けがどこかで見た坊有名映画(ネタバレ防止のためにあえて伏せます。)を見たことを思い出しながらも(デジャブ?)この映画ならではの仕掛けらしさも感じた。
この作品も『Love actually』同様、物語を盛り上げる音楽のチョイスも最高だった。(実はこの作品のサントラも買ってしまいました。)
その音楽と旅というところにも魅かれた。
そして、この作品でも色々と考え出せられたことがあった。
例えば
・失敗・大失敗だろうと恐れてはいけない。それは自分が挑戦した結果なのだから、胸を張って堂々とその反省を生かして次に進めば良い。
・家族や友人、恋人などの人の大切さを痛感した。
・たとえ自分が強かろうと、弱かろうと、自分の軸をもって自分らしく生きていけばよい。
・人生はまんざら捨てたものではない。
・不器用でもぎこちなくても相手を思いやることは素晴らしいこと。
などなど
誰にでもこの映画を語ると長くなってしまうほど大好きというのはあるのかもしれない。
自分の場合は、以前失敗の連続で生きていくことに疑問を感じていた時期があり落ち込んでいた時に、ふと見た映画で、生きる活力を与えてくれた映画だったからだった。
今ではこの映画が自分の観た映画の中でTOP3に入るほど大好きな心の映画だといっても過言ではないくらい好きな作品。
失敗だろうが大失敗だろうがきっと大丈夫、それだけがすべてじゃない。生きていることに意味がある。と生きる活力を与えてくれるそんな作品だった。
この心の映画を自分は一生の教科書として生きていくのだろう。そしてまたその教科書のページを開いては生きる意味を考え、活力としていくのであろうかと思う。