40代から考えるセカンドキャリア
50歳になりセカンドキャリアについて真剣に検討しています。これまでに転職を5回してきました。それと今から始めようとしていることはちょっと違う気がしています。
50という、節目的な数字のせいかもしれません。
わたしの場合、あと何年現役で働き続けられるのかという思いがよぎり、かつ自分がやってきたことは実はそんなに大して人の役に立ってこなかったんではないか、ふと冷静になってしまったのが50歳になった今年です。
これまでも今も忙しくはあるのですが、所属組織を離れたとき、自分にはこれがある、と語れるものが果たしてあるのだろうか。自分の名でなしとげたと言える仕事はあるのだろうか。自分がいないと生まれなかったプロジェクトやコンテンツってあっただろうか。
文字にすると改めてしょうもない中年のつぶやきですね(笑)
でもこのしょうもなさの証明も兼ねて、自分の名で勝負したいという思いがむくむくとわいてくるのです。
認めるのはつらいですが、わたしはこれまでなにもはじめてなかったのかもしれません。ちょっとマトリックスの繭から出たばかりのキアヌリーブスの気分です。社会の一員を大人しくつとめてきた歳月を考えると、まるで繭の中にいて養分だけ吸われてきたように思います。
なんで疑問を感じなかったんだろう?
どこかで感じてたのかもしれませんが、就職、結婚、出産、子育てと仕事との両立、と怒涛の毎日過ぎて気づく暇もなかったかもしれません。そして50代もあやうくそのまま過ごしてしまうところでした。
絶対このままでは終わらない。
50歳からの逆襲だ。
あと355日。