ミニマリストの掃除道具 クイックワイパー+棕櫚ほうき
一人暮らしを始めて、最初に購入したのは縦型・スティック型の掃除機。コードレスでないやつである。それと同時に、クイックルワイパーを買った。よく、一人暮らし向けの雑誌で、掃除は掃除機はいらない、クイックルワイパーで十分という記事がある。その記事に従い、私も一人暮らしを始めた当初、クイックルワイパーを使っていたが、使うたびにシートを交換することが、経済的に感じられず、同時に購入したスティック型・縦型の掃除機があったことから、こちらを使うようになった。が、これも収納クローゼットからの出し入れがめんどい、ゴミ捨てがめんどいという理由であまり使わなくなった。その次に買ったのがロボット掃除機、ルンバである。自動で勝手に掃除してくれるので、最初便利だと思っていたのが、だんだん嫌になってきたのが、ダストボックスの清掃である。ダストボックスを外してのこまめなゴミ捨てに加え、フィルター・ローラ・ブラシの清掃のメンテナンス作業。いや、これ普通に掃除機で掃除するよりめんどいじゃん、と思って引っ越し時の断捨離で捨ててしまった。以前、コーヒーミルの記事でも書いたが、私は所有する、使うのにメンテナンスが必要なものは嫌いである。で、最初に戻ってしまったのだが、最終的に使うことになったのがクイックルワイパーである。シートが交換で経済的に感じられないといいつつ、そもそも掃除機だって電気代かかるし、ルンバだったらバッテリーを交換しないといけない。クイックルワイパーのシートは、100均や、ドラッグストアのプライペートブランドものの安いシートもある。何より使ったら、シートを外して捨てるだけでメンテナンスがいらない。これプラス今使っているのが棕櫚ほうきである。
江戸箒(江戸ほうき)老舗|白木屋傳兵衛
一時期、掃除や、生活術、シンプリストの本を図書館で借りまくって読み、webでも同様の記事を読みまくったのだが、そのなかで知ったのが棕櫚ほうきである。私は、京橋のこの店舗まで行って、店員さんの説明を聞いて購入。同時に、はりみ(ちりとり)も購入した。
棕櫚ほうきは、竹ほうきと違い、埃がほうきに吸い付く。埃が舞い上がってどっかに飛んでいくことがないので、ほうき掛けがしやすい。色もつや感のあるこげ茶で見栄えがよい。あえて出しぱなしにしてもインテリアになじむ。私は、すぐ使えるよう廊下に棕櫚ほうきとはりみを壁に立てかけてある。ちょっとした日々の掃除は、この棕櫚ほうき・はりみで。週1、2回はクイックルワイパーを取り出して、清掃が最終的に行きついた掃除スタイルである。電気掃除機はうるさいし、ゴミ捨て・メンテナンスが面倒。出し入れ面倒、置き場所の確保が面倒と、所有するのが「重く」感じる。対して、クイックルワイパーと棕櫚ほうきは、静か、ゴミ捨て楽、メンテナンス不要、出し入れ楽、軽くて、置き場所も気軽に変えれると、所有コストが「軽く」感じられるのがいい。お勧めのセットである。