【散文】妻にとって夫の役割の意味は何？

離婚を決めたとき
私は夫の男に失望していました

ただ、離婚は夫に対してシャクザイの意味もありました
男として受け入れられない自分の我が儘でした

同居して夫の働きに甘んじる事に

女の責任が果たせないことに責任を感じたのです

私は夫に頼みました
愛する女を見つけてくれることを

どんな結果になろうと異は唱えないと

それほど追い詰められていました

何処の夫婦にもおき得る生活のはずでした

私は正直だったのです

好きでない男に抱かれて演技ができなかったのです

そこで妻の座に座ることは苦痛でした
妻という特権に縋りつくこと
それは私のプライドが許さなかった

私が求めた生活は

男に一途に愛され

私が男の全てを愛し抜ける

どのようなことも信じられる人

温かい声の持ち主

穢れのない男

今、目の前に見つけようとしている

幻の男

男は何を選ぶか？

私はここで待っている

愛人にも成れない

それでも・・・・・・・・・

「・・・・・・・・い」

ありがとうございます。