【一口メモ】今日は日本発祥の「蕗」です。日本古来の食物は5品だそうです。その中の1品の蕗です。改めて愛おしんでください
!蕗(ふき)の由来と栄養価です
由来
日本原産: 蕗は日本原産の植物で、古くから日本の山野に自生していました。
歴史: 平安時代の文献にも登場し、古くから食用や薬用として利用されてきました。
名前の由来: 「蕗」という名前は、葉が大きく広がる様子から「広がる」という意味の「ふく」に由来すると言われています。
栄養価
ビタミンA: 目の健康や免疫機能をサポートするビタミンAが豊富です。
ビタミンB群: エネルギー代謝を助けるビタミンB1、B2、B6が含まれています。
ビタミンC: 抗酸化作用があり、免疫力を高めるビタミンCが含まれています。
食物繊維: 消化を助け、腸内環境を整える食物繊維が豊富です。
カリウム: 体内のナトリウムバランスを調整し、血圧を正常に保つカリウムが含まれています。
栽培方法
土壌準備: 蕗は湿り気のある肥沃な土壌を好みます。植え付け前に堆肥や腐葉土を混ぜて土壌を改良します。
植え付け時期: 春(3月~4月)または秋(9月~10月)が適しています。
植え付け方法: 根茎を約10cmの深さに植え付け、株間を30cm程度空けます。
水やり: 植え付け後は十分に水を与え、その後も土が乾かないように適宜水やりを行います。
肥料: 成長期には有機肥料を適量施します。特に春先に追肥を行うと良いです。
雑草管理: 定期的に雑草を取り除き、蕗の成長を妨げないようにします。
収穫: 植え付けから約1年後、茎が太くなり始めたら収穫時期です。根元から切り取って収穫します。
これで、蕗の栽培方法についての概要がつかめたと思います。
蕗(ふき)を使った料理の材料と作り方です
1. 蕗の煮物
材料:
蕗: 200g
だし汁: 1カップ
醤油: 大さじ2
みりん: 大さじ2
砂糖: 大さじ1
作り方:
蕗を洗い、5cm程度の長さに切る。
鍋にだし汁、醤油、みりん、砂糖を入れて煮立てる。
蕗を加え、中火で煮る。
蕗が柔らかくなったら火を止め、冷ます。
2. 蕗の味噌汁
材料:
蕗: 100g
だし汁: 2カップ
味噌: 大さじ2
豆腐: 100g
ネギ: 適量
作り方:
蕗を洗い、薄切りにする。
鍋にだし汁を入れて煮立て、蕗を加える。
豆腐を加え、味噌を溶かす。
ネギを散らして完成。
3. 蕗の天ぷら
材料:
蕗: 150g
天ぷら粉: 1カップ
冷水: 1カップ
揚げ油: 適量
作り方:
蕗を洗い、5cm程度の長さに切る。
天ぷら粉と冷水を混ぜて衣を作る。
蕗を衣にくぐらせ、180度の油で揚げる。
4. 蕗の炒め物
材料:
蕗: 200g
醤油: 大さじ1
みりん: 大さじ1
ごま油: 大さじ1
砂糖: 小さじ1
作り方:
蕗を洗い、5cm程度の長さに切る。
フライパンにごま油を熱し、蕗を炒める。
醤油、みりん、砂糖を加えて炒め合わせる。
5. 蕗のサラダ
材料:
蕗: 100g
レタス: 適量
トマト: 1個
ドレッシング: 適量
作り方:
蕗を洗い、薄切りにする。
レタスとトマトを切り、蕗と混ぜる。
ドレッシングをかけて完成。
6. 蕗の佃煮
材料:
蕗: 200g
醤油: 大さじ2
みりん: 大さじ2
砂糖: 大さじ1
だし汁: 1カップ
作り方:
蕗を洗い、5cm程度の長さに切る。
鍋にだし汁、醤油、みりん、砂糖を入れて煮立てる。
蕗を加え、中火で煮る。
煮汁が少なくなったら火を止め、冷ます。
7. 蕗の酢の物
材料:
蕗: 100g
酢: 大さじ2
砂糖: 大さじ1
塩: 少々
作り方:
蕗を洗い、薄切りにする。
酢、砂糖、塩を混ぜて調味液を作る。
蕗を調味液に漬け込み、冷蔵庫で冷やす。
蕗を使った7品の料理が完成です。
蕗の佃煮はたくさん作り冷凍庫で保存できます
常備食として利用もできます。
ありがとうございました。