有精卵が食べたい
知識がないというのは怖いです
家畜改良センターに注文すればいつでも買えると思っていました
ヒヨコはいつでも居るものだと思っていました。
何事も考えずに思いつきます
鶏小屋も建てて貰いました
元夫と息子に
アーチ型にしました。
一応考えました
遊び場があるといいなと
お休み場と遊び場と作りました
お休み場には卵を産むための個室も作りました
遊び場には周りに
赤い四季咲きのバラを植えました
なんともメルヘンの世界です
希望通りのおうちが出来上がりました。
近所の人に
いかにもあなたらしいと。
笑われました。
何処までも目出度いのです
これでひよこさん飼える
喜んで家畜改良センターに電話しました
電話の向こうの人が言いました。
「何羽ですか?」
「いつ頃必要ですか?」
知らない私は元気良く答えました
「明日です!」
電話の向こうの人が
「えっ?」
声のトーンが変わりました
私はおかしなこと言ったのかなと思いました。
次の台詞はもっとめでたい
「明日は全部売れていないのですか?」
「じゃ、明後日でもいいです」
電話の向こうの人が笑っていました
皆様、私が何故笑われたかわかりますか?
極めつけ
「そんなにひよこって売れてしまうのですか?」
電話の向こうの人が言いました
「ひよこはいません」
バカは聞きました
「何処に行けば買えるのですか?」
電話の向こうの人はあきれたように
「どこに行ってもいないです」
何故、いない?
おかしいと思いません?
家畜改良センターに売っていると知り合いが教えてくれたのです
噓をつくはずはないのです。
で、教えてくれました
注文を受けてから「孵化」させるそうです
「今日の注文ですと一月後です」
何か疲れてしまいました。
私は飽きっぽいのです。
この話は一月後になりました。
この次は誰も想像しない飼い方をしたのです。
息子に
「かあちゃん。いくら何でも」
と言われる飼い方をしたのです
誰もこんなことしません
それができるのです、私は
お楽しみに
ありがとうございました。
今夜もゆっくりお休みください
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