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yriica
一度でいいからやってみたかった。会社訪問とか面接
私にだってやってみたいことはあった
皆が就職募集の張り紙の前に集まっていた
此処がいいとか、お給料がこれだけとか
楽しそうだった
私もそんな気持を味わいたかった
親に話した、
みんな勤めるとか。
短大に行くと言っているから
私も行きたいな
私の言葉が終わらないうちに
「ダメ!!、行きたいなら短大に行けばいい」
仕方なしに聞いてみた
「短大に行って何を勉強するの?」
「行っていればいい」
目的もないのだ
兄に聞いてみた
「私もみんなと同じように面接とか会社訪問に行きたい」
「働いてどうするの?」
「こずかいが欲しいなら上げるよ」
これで話は終わり
誰も勤めたいなら勤めてみたらとは言わない
担任から
「短大行くなら推薦状書くぞ」
これで合格確定だ
「行かない、つまらないもの」
これで私のいく道は確定だ
和裁を習う。もっとすごい、寮にはいるそうだ
誰が行くのかわからない話だ
他人事だ。
ただ。2番目の兄がお祝いにとスーツを買ってくれた
これがとち狂っているから
、スーツとコート、ハイヒールと、ベレー帽を買ってくれた
で、こずかいが必要だからと通帳もくれた
もう何も言う気もなくなった
私もやってみたかった
就職活動ということを
もう何十年が過ぎても考える
皆んなと一緒にやってみたかったなぁ
最後までお付き合いいただきありがとうございました
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