HP用8 ペイテムの月額料金がどれだけ安いかが分かる資料
ペイテム 月額プラン
1.スタンダードコース 3.300円(塗料代のみ)
2.オプションコース 4.400円(塗料代+副資材)
3.フルオプションコース 8.250円
(御社の仕入価格で専用のシステムを提供します)
※フルオプションコースは今後展開していきますが、発売時期は未定です。
見積もりソフトを導入しているか、いないか、で多少結果が変わるので、今回は見積もりソフトを導入している前提で話を進めたいと思います。
(見積もりソフトが有る場合、材料費が多少含まれるので、既に請求が発生している分、ペイテム導入後との差が若干少なくなるからです)
見積もりの対象と作業内容。
CRZ(ZF1)
バックパネル取り替え
フロアーパン取り替え
リアバンパー(イロツキ)取り替え
無限リアアンダースポイラー(ボディーカラー部分のみ未塗装)
ざっくりとした説明ですが、この様な内容の見積もりとなります。
見積もりソフトが有れば、上の資料のように塗装材料代が10,430円で計上されます。
高濃度パールを除けば、白系の3コートパールは意外と原価は安く、下の資料からも分かるとおり原価で考えた時に、少ないですが利益が出ている事が判ります。
この塗装工賃に対し、ペイテムを利用したときに材料代割合は45%程度の22,433円が請求価格となります。
以下の資料は皆様が今後使う表では無く、エクセル版の資料となっています。
製品版ですと明細行も不要な部分は無く、見やすく成っています。
保険会社やエンドユーザーは調色データを知らないので、メーカー公表の下の様な資料を見せるとペイテムに入力している内容の信用性が増すと思い、弊社ではメーカー公表の調色データを入力して請求しています。
塗料の値上がりばかりにフォーカスされることが多いですが、実は副資材の価格は塗料原価よりも大きくなることが珍しく有りません。
ペイテムの塗料請求価格 22,433
副資材請求価格 44,225
塗料と副資材の合計 66,658
見積もりソフトのデフォルト状態の提示価格 10,430円との差は、56,228円になります。
見積もりソフトの塗装工賃の割合で入力する場合は材料代割合が134%にもなります。
明細無しに134%もの材料代を支払って貰えるのでしょうか?
ここからは同条件の修理内容でカラー番号が「R81」の場合で説明したいと思います。
調色データは以下。
サフェーサー、下塗り(内板色)、クリヤー、副資材は変わりませんのでNH624Pの時と同じですが、R81となるとカラーベースの作成量が大幅に変わります。
そして見積もりソフトの材料代比率はデフォルトで12%
ペイテムで計算した原価 10,583
請求価格 30,626
副資材請求価格 44,225
塗料と副資材の合計 74,851
見積もりソフトの12%時 5,960
原価を請求するのには 22% の材料代比率設定が必要。
ペイテムの請求価格相当 62% の材料代比率設定が必要。
副資材を含む請求価格 150% の材料代比率設定が必要。
ここまでの説明で、見積もりソフトで割り当てられた「ソリッド、2コート、3コート」材料代比率の根拠の無さは理解してもらえたかと思います。
原色の仕入価格は多少影響しますが、何よりも隠蔽性に起因する作成量により原価は大きく変わります。
ペイテムの副資材付のコースでは52,800円/年間(税込み)です。
(上記資料の価格は全て税別価格)
このクラスの事故修理案件だと年間で1件だけペイテム使って請求を行ったとしても、R81のパターンだとペイテムに必要な経費の年間分はペイしてしまいます。
NH624Pのパターンでも、見積もりソフトのデフォルト値から比べると56,228円の差額が出ますので、これもペイテムに必要な経費はペイします。
こんな説明でペイテムが如何に安価で公平性の高いシステムなのか気付いていただけましたか?
次回は
同じ値上げでも原因が工賃と、部品や材料費で印象が違う?